
お久しぶりです。
たまにしか書かないくせに、いちど書くとベラボウに長いフラでございます。どうぞ最後までお付き合いを・・・・・・・(汗;)
さて、3ヶ月に1度のペースで切れまくるF号のクラッチケーブル。
'97年にアメリカでポンコツ買って、ひとつずつコツコツと直して、もうすっかり完全に直ったように見えるF号の中で、たったひとつだけ残った「アキレス腱」が、クラッチケーブルです。
それから10年チョイだから、すでに合計40回は切れてる計算(!)
その度に路上で修理をするのは、もはや街角の風物詩(じゃねえよ-_-;)。
が、オイラはけっして切れることにも路上で修理することにも慣れてしまったワケではありません。
何十回切れてもイヤなものです、クラッチペダルを床まで踏み抜く瞬間の感触は。
何回やってもツライものです、幹線道路の路肩でひとりクルマの修理をするのは。
直す度にそれなりに改良を加えてはいるんですけど、ね。。。。。。。
というワケで「今度こそ!」の意気込みで作った対策部品が今年の正月バージョン。
http://frankengallery.seesaa.net/article/112269857.htmlみなさん、覚えているでしょうか?
あの時「半年切れなかったら成功♪」と、ヤケに低いハードルで弱気に豪語していたことを。。。。。
その後、アレはどうなったのか?
切・れ・た・ち・ま・っ・た・ヨ、たった3ヶ月で(-_-;)
まあ、アレは正月バージョンだったから・・・・・ちがうか。
ケーブルというのは「引っ張り」にはめっぽう強いのですが「接触」や「曲げ」には非常に弱いもの。
1箇所にストレスがかかって小さなキズができると、そこからあっけなく切れてしまうのです、納豆のタレの「きりくち」みたいに(?)
で、前回はどこが弱かったのか、というと、ケーブルを通す金具の穴。
ホンの少しですが、ここでケーブルと穴の縁が接触しているためにケーブルがこすれて切れてしまったのでした

ちなみに、コレはサニーのクラッチケーブルの部品を移植したもの。1200ccのサニーでは問題なくても5000ccのF号には無理だったか。。。。
で、その時は「ハンダ付け」という、少々強引な方法で修理しておっかなびっくり今まで乗っていたのですが、まあ〜心細いこと!(汗;)
修理そのものが応急修理みたいな方法だし、第一、これでは次に切れてしまうと路上では修理する手段がまったくありません(>_<;)
というワケで、さらなる改良版「Ver.3」の構想をずーっと考えていたのです。
ポイントは
「ケーブルに“曲げ”ストレスを与えないスムーズな動き」
「ケーブルのどこにも“接触”箇所がない構造であること」
「切れても簡単な工具で修理可能な構造であること(ハナから切れるという前提)」
「できるだけコンパクトであること(とにかくスペースがないのだ!)」
さて今回の目玉はロッドエンドベアリング、通称、ピロボール。
ロッドエンドベアリングというのはホットロッド専用のベアリング・・・・ぢゃなくて“腕”のついたベアリング。
“腕”の部分にはネジが切ってあって、ロッド(棒)をねじ込むことによって色々な物を連結して作動できるようになっています。つまり、腕付き関節。
ま、ただの関節なら「棒と穴」でもいいのですが(市販車はだいたいコレ)、それでは精度がイマイチだったり摩耗したりして動きが渋くなってしまうもの。
その関節にベアリングを使うことによって高い精度とスムーズな動き、さらに十分な強度を持たせたのがロッドエンドベアリング。
レースカーなどは関節という関節すべてにロッドエンドベアリングが使われていたりしますが、市販車にはあまり使われていませんね。ある意味、本当にホットロッド専用のベアリングかも?
さて、今回選んだのはM8の雌ネジが切られた極小サイズ。キャブレターのリンケージなどによく使われる親指サイズのものです。
問題は、これにどうやってケーブルを(脱着可能な方法で)固定するか?
で、考えたのが、市販のケーブル固定用金具「サーキュラースリーブ」

円柱の中心に開けられた穴にケーブルを通し、両側からイモネジを締め込んでケーブルを挟み込む、というヤツ。
タバコのフィルターぐらいの極小サイズながら非常に強力(2個ならさらに完璧)。
実はF号のクラッチケーブルでもレリーズフォーク側にはコレを使っているのですが、今までコレでトラブルを起こしたことは1度もありません。
とはいえ、市販のサーキュラースリーブはただの円柱なのでロッドエンドベアリングに取り付けることができません。
そこで、M8サイズのボルトを改造してネジ式サーキュラースリーブを自作しよう!
と考えたのですが・・・。

まず、直径5ミリほどのボルトの長手方向に直径3.5ミリ、深さ5センチほどの穴をまっすぐに掘ります。この穴がケーブルを通す穴。
むずかしそうですが、これは意外に簡単♪
木片にボルトの通る穴をボール盤で垂直に開け、その穴にボルトを刺せば簡単にまっすぐで深い穴を掘ることができます。

次にボルトを水平に倒し、今度は側面に穴を開けます。穴は4つ。
この穴にタップを立ててネジを切り、左右4対のイモネジでケーブルをがっちり挟み込む、という予定・・・(?)

で、タップを立ててネジを切る!

あ、タップが折れちゃった・・・・・・・・・・・・・・・(・_・;)
タップが折れてしまうと穴の中に残ったタップを取り出す方法がないので部品もオシャカです・・・・・・(撃沈!)
気を取り直して・・・・・・・
まず、直径5ミリほどのボルトの長手方向に直径3.5ミリ、深さ5センチほどの穴をまっすぐに掘ります。この穴がケーブルを通す穴。
むずかしそうですが、これは意外に簡単♪
木片にボルトの通る穴をボール盤で垂直に開け、その穴にボルトを刺せば簡単にまっすぐで深い穴を掘ることができます。
次にボルトを水平に倒し、今度は側面に穴を開けます。穴は4つ。この穴にタップを立ててネジを切り、左右4対のイモネジでケーブルをがっちり挟み込む、という予定・・・(?)
で、タップを立ててネジを切る!
あ、タップが折れちゃった・・・・・・・・・・・・・・・(・_・;)
タップが折れてしまうと穴の中に残ったタップを取り出す方法がないので部品もオシャカです・・・・・・(撃沈!)
メゲずに気を取り直して・・・・・・・
まず、直径5ミリほどのボルトの長手方向に直径3.5ミリ、深さ4センチほどの穴をまっすぐに掘ります。この穴がケーブルを通す穴。
むずかしそうですが、これは意外に簡単♪
木片にボルトの通る穴をボール盤で垂直に開け、その穴にボルトを刺せば簡単にまっすぐで深い穴を掘ることができます。
次にボルトを水平に倒し、今度は側面に穴を開けます。穴は4つ。この穴にタップを立ててネジを切り、左右4対のイモネジでケーブルをがっちり挟み込む、という予定・・・(?)
で、タップを立ててネジを切る!
あ、タップが折れちゃった・・・・・・・・・・・・・・・(・_・;)
タップが折れてしまうと穴の中に残ったタップを取り出す方法がないので部品もオシャカです・・・・・・(撃沈!)
それでもくじけずに気を取り直して・・・・・・・・・
まず、直径5ミリほどのボルトの長手方向に直径3.5ミリ(バコッ!)・・・・
どうも失礼しました(汗;)
う〜む、何度トライしてもタップが折れてしまうな。。。。。。。。
しかも、折れる時はなんの手応えもなく、まるでポッキーみたいに「サクッ・・・・」
と、あっけなく折れてしまうので、力の加え方がまったくわかりません(-_-;)
こんなボルト1個に手こずるとは! まったく歯が立たないぢゃないか!(-_-;)
なんでやねんっ!!!!
ちなみに、ボルトは黒く見えますが、炭素鋼のような特殊な素材ではなく作業性を考慮してあえて選んで買ったナマ鉄の安物。
とはいえ、ボルトはボルト。いくらナマ鉄とはいっても極端にナマクラな材料は使ってはないんでしょうナ。
オマケにかしこい友だちから「ナマ鉄でも穴を開ける時の熱で“焼き”が入るよ」と・
・・・・・・・・・・・(え?)。
ボール盤でボルトに穴を開けると、かじり防止のために垂らしたオイルが沸騰して煙を噴くほど高温になりますが、それでは手で持てないのでプライヤーでつまんでバケツの水にジュッ! とやっていましたヨ、ワシは。
知らずにやっていた焼き入れ・・・・・・・・・・・・・(-_-;)
出来そこないの部品の山と折れたタップの山を眺めながら、しばし呆然

家の前の天下の公道では「どうにかしなければ二度とその場から動かないF号」が半バラ状態でバカみたいにポカ〜ンとボンネットを開けて停まっています。どーすんだヨ!(-_-;)
オイラはなすすべもなくウマで上げたクルマの下に潜り込み、真夏の炎天下の木陰、ぢゃなくて、クルマ陰で小一時間ほど昼寝をしてしまいました(爆!)
うるせえンだヨ、セミ。。。。。。
で、目が覚めて閃いた!!
ボルトに溝を掘ってケーブルを埋め込み、その上から長いナットで締め付けよう!
溝の幅はケーブルの太さギリの3ミリ。深さは奥へいくにしたがって浅くなるようにテーパーをつけ、ケーブルがせり上がるように。で、その上からナットをグイグイと締め込んでいけば、奥へいくほどナットと溝の隙間が狭くなり、間に挟まれたケーブルがガッチリと固定される、という仕組み
よし、設計変更だ!!!!
とはいっても、M8のボルトの表面に高い精度で溝を掘る工作機械など
ウチにはありません。
で、ここは気合い一発!
精神統一して呼吸を止めて、ジスクサンダーで一刀彫りだ、ギュイ〜〜ン!!!!


というワケで、ようやく完成したVer.3がコレ

コレをクラッチペダルに取り付けるワケであります。
取り付けてしまうと見えなくなってしまうのが惜しいほどスマートな出来栄え♪
ボルトを連結したロッドエンドベアリングの前後長を考慮して、手前側にクランク状に折れ曲がったブラケットも5ミリ厚の鉄板で新規に制作しましたよん。
それにしても、前回作ったVer.2は、こうして改めて見るとみすぼらしくて涙ぐましいブサイクなヤツだな・・・・・・(苦笑)
さて、さっそくF号に取り付けて走ってみると、とりあえずイイかも(?)
どうもビミョオ〜な感想ですが、あまり脳天気に「バッチリだぜい!」とか豪語してまたすぐに切れたらカッコわるいので・・・・・・・(^_^;)
もちろん、ヘンな感触や違和感は一切なく、動きはウルトラスムーズ!
ペダルも以前よりずっと軽くなりました♪
ケーブル式のクラッチとしてはほぼ理想的な設計になっているはず、という確信はあるのですが、40回のブチ切れトラウマは簡単には消えないのです(苦笑)
さて、来週は久々のレース!
コレでどのぐらいタイムアップ・・・・・・・・には関係ないか?
(^_^;;;)