2009年06月15日

逆物欲

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5〜6年前にリサイクルショップで¥8700で買ったオイラの愛すべきポ
ンコツi-Mac。先日、突然プツン! と死んで起動しなくなってしまい
ました。

とうとうクタバっちまったか、このポンコツ・・・・・・・・・・

こんな時はすぐさまコンピューターに詳しい友だち、ヂュンさまに
「なんとかデータだけでも助けて!」コール(^_^;)

フ「かくかく、しかじか(^_^;;;)」
ヂ「ナルホド。じゃ、アレをああしてコレをこうして、
  それでもダメならハードディスクを持ってきて」



しばらくして・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



ふとMacの裏を見てみると、おや? 電源コードが!!(汗;)
で、おそるおそるコードをギュッと挿し直して起動してみると・・・


あらららら、やっべえヨ、生き返っちまったヨ(-_-;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;)


慌ててもいちどヂュンさまにTel。
「先程は大変お騒がせいたしました(汗;)」


クルマの修理はできてもパソコンの些細なトラブル(じゃねえだろ?)
にはいちいちビビリまくる中途半端にメカオンチなフラでございます、
オハヨゴザマス(^_^;)



そもそも、なぜこんなことになっちまったかというと、急に思い立って
大掃除を始めてしまったから。で、もともとぐちゃぐちゃだった部屋が
さらに超ぐちゃぐちゃになってしまって、そんでもって修羅場の中でコ
ードに足をひっかけた、というお粗末なハナシでございまして。。。




さて「物が欲しい」という衝動を「物欲」といいますが、逆に「物を捨
てしまいたい」という衝動をワテクシは「逆物欲」と呼んでおります。

で、最近、ワテクシはこの逆物欲がとても強い。


まあ、もともと「アレも欲しい、コレも欲しい」という物欲は希薄な人
間ですが“所有欲”は異常に強いかも?

滅多なことで「欲しい」などとは思わないのですが、いちど気に入って
手に入れた物はしつこくしつこくしつこくいつまでも持っている性分。
ちなみに、お気に入りの物はどれも中古品と旧い外国製品ばかり。
「個人消費を拡大する気などさらさらなく、日本の景気刺激に貢献する
気もさらさらない非国民」でございます。

むしろ「今持っている物を処分してしまいたい!」今日このごろ。

でも、なかなか物を捨てられない、というしみったれた根性。

そんな性格が災いして、部屋の中は物が溢れかえっていたのです。特に
自分では買った覚えのない雑誌の山(-_-;)


長年、雑誌関係の仕事をしていると、出版社から次々と雑誌が送られて
きて溜まってきます。自分の仕事の掲載誌は当然送られてくるのですが
自分とは関わりのない雑誌までサービス(?)で。

最初のうちは「ラッキー♪」と思っていたのですが、そのうちに本棚が
天井まで埋まり、床の上や机の上にいくつも「雑誌タワー」が出来あが
り、さらに部屋から溢れて階段まで「雑誌タワー」で埋め尽され、それ
がひとつ、ふたつ、と崩れ、最後には丈夫なスチール本棚まで雑誌の重
さで崩壊(!)し始めると、さすがに生活にも仕事にも支障が出てきま
す。

掃除機を持って入る隙間がないので掃除ができない(キタナイ!)、探し
てる物が見つからない(てか、捜せない)、足の踏み場がないので床の
物を踏みながら歩く、で、瓦礫の山の下で大切な物が人知れず埃まみれ
で踏み潰されてる(-_-;)。オマケに、尖ったな物を踏んだり上から物が
落ちてきてケガをすることも・・・・・・・・・

で、数日前。ついに机の上にそびえ立っていた「雑誌タワー」のひとつ
が崩落して隣に立てていた大事なギターを直撃し、ギターはさらに「CD
タワー」を巻き添えにして倒壊! 

床に散らばる雑誌の上に散らばるCDのケースから転がり出て散らばるム
キ出しのCDの山の上に倒れ込む大事なギターちゃんの上にバラバラと降
り注ぐ雑誌の雨あられ・・・・・


♪欲しい物なんてないよ〜、捨てられない物ばかりあるぅ〜 (Simply
White)


転がり出たCDは最近よく聴いているYUIでした(爆)




この瞬間にカチッ、と入ってしまった「逆物欲」のスイッチ。

まず、自主的に3つ、と決めている本棚(これをオーバーすると床が傾き
ます)に入り切らない雑誌(クルマとオートバイの雑誌ばかり)はすべ
て処分。廊下に積み上げてみたら3メートルになりました(-_-;)

雑誌がなくなると、その下からずっと探していたお気に入りのウインド
ブレーカーが。やあ、久しぶり♪

その他、黄ばんでしまって着なくなった大量のTシャツとか、たぶん一生
作らないプラモデルとか、工作に使えるかもしれないけどたぶん使わな
い金属片とか機械部品とかを部屋から放り出して、ようやく部屋の中に
掃除機を入れることができるように。わあ、スゲエ埃!(-_-;)

で、今度は徹底的に大掃除! ありとあらゆる物に掃除機かけて、雑巾
で拭きまくります。

今回は特に、今まで「見なかったフリ(汗)」をしていた換気扇(ヘビ
ースモーカーのエアブラシアーティストには必需品)と、恐怖のエアコ
ン(20年もの!)にも着手! エアコンは分解し、掃除機のノズルの先
にブラシをガムテープで縛り付けて中までゴシゴシ! カバーは外に持
ち出してマジックリンでジャブジャブ! ひゃあ! 中はヘドロみたい
なものがビッシリこびり付いてる!(>_<;)。

で、すっかりきれいになったエアコンにスイッチを入れてみると、あ、
動いた♪ そう、今までこのエアコンは「動かなくなっていた」のです
(爆)。これで今年の夏は快適に過ごせるぜ(^_^)


こうして部屋から追い出した物は、40リットルのゴミ袋3つの可燃ゴミ、
40リットルのゴミ袋1つの不燃ゴミ。そして、大きな紙袋1つのオモチャ
と3メートルの雑誌。 

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雑誌とオモチャは、クルマとオートバイ雑誌/書籍専門の古本屋さん
「ロンバルディ」のFさんに引き取りに来てもらいました。電話をすると
サビサビの1969年型スズキ・キャリイという、か〜なり素敵な(♪)
チビッコブーブーで引き取りに来てくれるよん(^_^)

Fさんは以前、クルマとオートバイ雑誌/書籍専門の本屋さん「リンドバ
ーグ」の店員だった時によく顔を会わせていたのですが、こないだのス
トリートカーナショナルズで久しぶりに再会。ワテクシがお手伝いをし
ていた「ホットワイヤー」のブースの隣にブースを出していたのが「ロ
ンバルディ」だったのです。ちなみに、Fさんと愛車のスズキ・キャリイ
は今売ってるOld Timer誌に巻頭カラーで詳しく紹介されてるよ。

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この人もきっとオイラと同じ「所有欲の人」にちがいないナ(笑)

posted by フランケン at 14:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月02日

湘南ぶらぶら

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先週の月曜日、ぶらりと湘南へ。

仕事で「'80年代のニオイの残る湘南の風景」が必要になったので
写真を撮るために。

辻堂から海に出て、海沿いに江ノ島、七里が浜、鵠沼、鎌倉辺りを
被写体を物色しながらぶらぶらと、ゆ〜っくり行ったり来たり。

あちこちで立ち止まり、Uターンしたり、路地裏に入ってみたり。

こういう時の相棒はクルマではダメで、小さめのバイクに限ります。
というワケで、カブ号で出撃!

別に遊びに行ったワケではないのですが、
束の間のプチツーリングを楽しんできちゃいました(^_^)

今年の2月に中古(新車は一般に販売されてないので当たり前ですが)
で買ったホンダMD90、通称「郵政カブ」。

見かけはポンコツの昭和63年式でございます。

長い間乗られていなかった様子であちこち傷んでいる状態でしたが
「自分で整備するから現状でいいよ」と、格安でGET!

で、ウチに連れて帰ってキャブレターをチャチャッとO/Hして
バッテリーをチャージしたらキック一発で始動! 

お、調子いいじゃん♪

じゃ、オイル交換でも、と思ってドレンを外したら
オイルは一滴も出てきませんでした(・_・;)

恐るべし、スーパーカブ。。。。。。。。。。。。。。(-_-;)


その他、ゴムが劣化してバリバリにひび割れていたタイヤを
ヤフオクでゲットしたタイ製の激安タイヤに交換したり、
びろんびろんに伸びていたフロントブレーキ・ケーブルを交換して
とりあえず路上復帰♪

最初は40km/hしかスピードが出なくてトホホだったけど(>_<;)
キャブレターを調整して(ストライクゾーン、メチャメチャ狭いです)
点火時期を少し進めて(CDI点火ですがウラ技を使えば調整できる)
ついでに、F号に入れて余っていたマイクロロンもブチ込んで
どうにか平地で60km/hチョイぐらいは出せるようになりました。


というワケで、最近は近所に出かける時は5000ccのF号に代わって
もっぱら90ccのカブ号が活躍!

気軽だし、燃費は笑っちゃうほどいいし、なによりも、忘れかけていた
「オートバイに乗る楽しさ」ってヤツを久しぶりに満喫してます(^_^)

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さて、バイクで湘南まで来るのは久しぶりですね。

'80年代には250ccのバイクで湘南に通い詰めていました。
学生でヒマだったし、クルマなんか持ってなかったし。
1人の時もあれば2人の時も・・・・・・・・・・(うへへへへ)

あのころは何をする訳でもなく、ただ防波堤に腰掛けて
波間に漂うサーファーを眺めたりしておりました、
片岡義男にかぶれて・・・・・・・・(爆!)



90ccのカブ号にとってウチ(東京の町田市)からから湘南までは、
けっこうな長距離。ちょっとした冒険ツーリングです(汗;)

まあ、壊しても壊れないほどタフなスーパーカブの
しかもヘビーデューティ仕様の郵政カブですから、
F号みたいに「途中でトラブる」という心配はないのですが、
いかんせん、たったの90cc。。。。。。。。
国道1号や16号なんかの殺人的な交通の流れに乗れるのか?
 
というのは取り越し苦労で、歯を食いしばって全開で走れば
なんとかダイジョーブ?(汗)

大してスピードは出ないけど渋滞の影響を受けないバイクは
(結果的に)クルマよりも速いです。

というワケで2時間ぐらいであっけなく湘南に到着♪

全身がむき出しのバイクだと空気の匂いで海に近付くのが判って
走っていてワクワクします(^_^)

 



東京と違ってあんまり変わってないですね、この辺の風景は。
変わったのは、駐車場がみんな有料になったぐらい
(昔はどこもタダだった)。
げ、トイレまで有料だ! セコっ(^_^;)

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必要な写真を十分に撮り終えて、せっかくだから江ノ島や江ノ電をバックに観光気分
で記念撮影なんかもしてみたり(苦笑)

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では日が傾いたので、再び都会へ「歯を食いしばって全開!」で戻ります。


posted by フランケン at 09:35| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月09日

タイヤもげる寸前だった!(-_-;;;;)

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1964年にメリケンで生まれ、以来、車検制度のない国で(おそらく)ろくなメンテナンスも受けないままコキ使われてきたであろう、オイラと出会う前のF号。
1997年にカリフォルニアの片隅で見つけた時は、もはや「自動車の成れの果て」の風情でありました。

それから1年。

アメリカで超テキトーな整備(>_<;)を受けて1998年に日本にやってきたF号は、日本の(ある意味)厳しい車検をどうやってくぐり抜けたのか不思議なほど相変わらずのポンコツ(日本の車検も超ぉ〜テキトーだな^_^;)。

その後の3年間は自動車本来の「移動手段」という役目をまったく果たすことができず「壊れて止まった場所がその日行けた場所」「止まった場所で意地でも修理しなければ帰れない」という、スリリングでエキサイティングな日々(-_-;)。
最終的には自動車1台を構成するメカニカルパーツのほぼすべてを全取っ替えして、ようやく「行きたい所へ行けるクルマ」になったのでした。


なんてことが昨日のことのように思い出される、今日このごろ。
でも、あれからもう10年ぐらい経っちゃったんだよねえ。
そりゃ、眼鏡をかけないと新聞の字も読めなくなるワケだ(ほっとけや・・・・・・・・-_-;)。

さて、一般的に「旧いクルマは乗らずに置きっぱなしにしておくと傷む」などと申しますが「過ぎたるは及ばざるがごとし」てなことも。

ホンキで毎日の自家用車として都内の雑踏でコキ使っているF号は、まるで蒸気機関車を朝の山手線の軌道で無理矢理走らせているような状態。
コレでドラッグレースに出るなんざ、ほとんど新幹線の軌道を走らせているに等しいような暴挙(?)。
まあ、普通の国産の新車だって10年乗る人はなかなかいないというのに「再生太古車」を10年以上もコキ使っていれば、“致命的な(!)トラブル”のひとつやふたつも起きる、ってもんです(え?)


で、前置きが長くなりましたが、ハナシは1カ月前に遡ります。


小雨降る第3京浜保土ヶ谷料金所を出て横浜新道へ向かう緩い右コーナーを慎重に抜けようとしていた時のこと。
突然、F号はなんの前触れもなくグターッと腰が砕けたように姿勢が崩れてハーフスピン状態に!!
「やる気」の時のドリフトは楽しいものですが、心構えのできていない時のカニ走りは心臓が止まりそうになります(滝汗;)。
幸い、かろうじてどこにもぶつけずに立て直し、その後はゆ〜っくりと家まで帰ったのでありました。。。。。。。。。。

でも、おかしいな。

その時のスピードは十分に慎重なスピード。
いくら路面が濡れていてもあんなに腰が砕けたみたいに唐突にとっ散らかるはずはないんだけど (-_-;)

で、翌日。

「クルマがなんかヘンだ(-_-;)」と思ったワタクシはさっそくF号のフロントをジャッキアップしてタイヤを揺すってみました。
ちょっと思い当たるフシがあったのです。
すると、タイヤが左右ともグラグラ! 
サスペンションをよお〜く観察すると、ぜんぶで8箇所あるボールジョイントと6箇所あるブッシング(つまり前足の関節、ね)のすべてがガッタガタです!! 
特に、右のアッパーアームのブッシングは今にもモゲてしまいそうなほど(>_<;)。ウ〜ン、これでもかなりマメにメンテナンスしてたんですけどねえ・・・・・・。

そういえば最近、ギャップを乗り越えた後に揺れが収まらなくなったりブレーキをかけるとイヤなバイブレーションが出たりしていたので「そのうちチェックしなくちゃな〜」なんて思っていたのですが、まさか新品に換えた部品が10年でここまでボロボロになっているとは!!(10経ってりゃもう新品じゃない、ってば・・・・・・・(-_-;)

これでも去年の年末の車検は一応パスしたのですが、その時は「右にもミラーを付けろ」とか「ロールバーにパッドを巻け」とか、つまらないことを言う割にガタガタのサスペンションはノーチェック。
まるで田舎の中学校の服装検査みたいな、ニッポン国土交通省の車検(-_-;)


というワケで、愛用のDickiesのツナギ(超キタナイ♪)を着込んで久しぶりの重整備(路上で、ね-_-;)チャンチャカ、チャンチャカ♪


今回、パーツはCalifornia Mustangから調達。
http://www.calmuscleparts.com/store/policies.aspx

買ったのは、いわゆる「フロントエンド・リビルトキット」というヤツ。
サスペンションのオーバーホールで必要になりそうなパーツがひととおり含まれているお買得セットです。
内容は、左右アッパー&ロワアーム(ボールジョイント、ブッシング込み)と、左右タイロッド。
今回は必要ない左右スプリングサドルとアイドラーアームも含まれていますがこれもいずれ出番が来るでしょう。

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ところで、アメリカではどんなに旧いクルマでも(T型フォードでも!)走行に必要な補修パーツが今でも普通に売っている、というのが当たり前。値段も(色気を出してグレードアップしよう、などと思わなければ)とってもリーズナブル♪ 
それでみんな新車を買わずに旧いクルマを直して使い続けるからビッグ3が傾いたのか?(苦笑)。
ま、新しい「エコな商品」をジャブジャブ作って、まだ使える物をポイポイ捨てるよりも、旧い物を修理しながらしぶとく使い続ける方がずっと“下心のない”エコだと思うのですが(苦笑)。 

さて、アメリカ車の中でも世界的、普遍的人気モデルのひとつがマスタング。
というワケで、特にマスタング用のパーツは選ぶのが困るほどたくさんの専門ショップから販売されているのですが、実はファルコンはほとんどの部品が“美人の妹”マスタングと共通、というのが強み♪ つまりファルコンのパーツが欲しければ、よりどりみどりのマスタング用パーツの中から選べばいいのです、品質はピンキリですが。

10年前にアメリカの某マスタング専門店から調達して交換したパーツは「ボールジョイントの動きが異常に渋い」「サイズが合わなくて加工しなければ付かない」など、最初からあまり品質がよくなかったのですが(これが10年でダメになった原因か?)
今回California Mustangから届いたパーツの第一印象はなかなか好感触♪ とはいえ、一応チェック。

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若干の不具合を補修し、各部をグリスアップしてみましたが(新品だからグリスは入っている、とは限らないのがアメリカ製品の怖いところ)グリスは十分に入っていて合格。
こういうところにCalifornia Mustangの「良心」を感じてひと安心♪ これで約5万円は、国産車だったらヘタすりゃアーム1本しか買えないオネダンですぜ♪


では、作業開始! 場所は“いつもの”ウチの前の路上(^_^;)

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ここは行き止まりになっていて、通るのは顔見知りの住人だけ。
通りかかる御近所の人と挨拶を交わし、散歩中のワンコに顔をペロペロなめられながら(犬と猫にはやたら愛されるワシ-_-;)どんどんクルマをバラしていきます。

フロントサスペンションをほぼ全バラにしてしまうので、アマチュアの日曜整備としてはけっこうな重整備かも。
特にややこししいところはないのですが、手間と時間がかかるので手順を考えないと日が暮れてしまいます(路上なので1日のタイムリミッ
トは日没まで)。

それから、考えておかないといけないのがホイールアライメント。

ホイールアライメントというのはキャンバー(前から見た時のタイヤの傾き)、キャスター(ステアリングを切った時のタイヤの回転軸の傾き)、トー角(上から見た時のタイヤの向き)。

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この調整が狂ってしまうとまともに走れないクルマになってしまうのでできるだけ元の状態からかけ離れてしまわないようにバラす前の状態を測定しながら作業を進めます。
とはいえ、違う店から買ったパーツの品質やサイズが同じとは限らず、しかも旧いパーツはすでにボロボロ。
「元の状態」もあまりアテにはならないので、あくまでも目安です。
最終的にはちゃんと測定できる設備の整った専門ショップでミリ単位、
1度単位でキッチリ調整する必要があるのですがそれはウチではできないので、あくまでも「ショップまで走って行けるレベル」を目指します。

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使う工具はほとんど基本的なハンドツールだけ。
特殊工具はボールジョイントを外すタイロッドエンドプーラーぐらい。

それから、F号専用にパンタジャッキを改造して自作したスプリングコンプレッサーが大活躍!
 
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市販のスプリングコンプレッサーが非常に使いづらい構造のF号のサスペンションですが、さすがに専用設計♪ 鼻血が、ぢゃなくて、鼻歌が出るほど使い勝手がよろしいです(^_^)。

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今回は珍しく「サイズが違う」とか「加工しなければ付かない」などの
アメリカ製品にありがちなオタンコなハプニングもなく、脱着作業は片側でサクッと約6時間。
左右を2日に分けて、2日目の夕方に滞りなく無事作業終了♪

最後に恒例「摘出された患部の病理解剖」。。。。。 

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が、これで終わりというワケにはいかないのがサスペンションの全バラし。
出来上がった姿は、ひと目見ただけで判るほどのキョーレツな鬼キャン・・・・・・・・(-_-;)

ま、ただ脱着しただけではこんなもんです(^_^;)。

で、どこをどう調整すればいいのか確かめるためにちょっと試運転してみます(怖;)

ひゃあ〜怖い怖い! 
ぜんぜんまっすぐ走らない!! 
と思いつつ、ステアリングにしがみつきながら頭ン中で調整の方法を検討。
直進してるのにステアリングが左に傾いたままクルマが右へ行きたがる、ということは、右のタイヤが外を向いちゃってるのかな? 
みたいな。

で、翌日は“可能な限り”アライメント調整。
とはいっても、使えるのは「勘と経験と自分の五感」だけ。
測定できる設備の整ったショップまで走って行けるようにするのが目標です。

まず、鬼キャンをまっすぐに。
手持ちのキャンバー/キャスター調整用のシムを使い果たしてしまい急遽追加して作りましたが、とりあえず正面から見て前輪と後輪のシルエットがピッタリ重なるように調整。
昨日の試運転で外を向いちゃってるっぽいことが判った右タイヤは少し内側に向けて調整(勘でターンバックル1回転半回してみます)。
キャスターについてはウチではまったく測定する手段がないのですが、一応ドラッグレース用に“気持ち強め”になっているはず(?)です。
これで、少し離れた所から見た時の姿勢がシャキッ! となりました(コレ、意外に大事)。

では再び試運転。

お、こりゃあいい♪ 
しばらく運転していても違和感はほとんどないし、ステアリングもまっすぐ! 
もちろん、以前のガタガタ、ユラユラ感が完全に消え失せて、鼻歌
交じりでドライブできるほど♪ 
路上でサスペンションを交換し、勘と経験と自分の五感だけでアライメントを調整した割には、上出来じゃないでしょうか♪

この後、ショップでホイールアライメントをキッチリ調整するために東名高速を平塚までブッ飛ばして行ったのですが、結果は????


なんと、わずか1センチだけトーアウトになっていただけ!

当てずっぽうで調整したキャンバーは左がマイナス1度、右がマイナス1.3度という精度の高さ!!!(まぐれ)

もちろん、1センチのトーアウトもきっちりゼロに調整し、帰りは鼻歌交じりで東名高速を走って帰ってきましたよん♪

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posted by フランケン at 11:35| お工作シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月06日

ヘッドライトはエアブラシ

2009.4.6.1

ドラッグレーサーはね、

ヘッドライトをエアブラシで描くとね、速くなるんだヨ。

ウソだよ♪

旧くからのドラッグレース・ファンにはお馴染み、チューニングショップ「ライジング」の看板マシンRising Sunny。

http://www.rising-web.jp/08machines/08machines_frame.html
↑動画サイコー♪♪

もうずいぶん前にワテクシは“ライター”として彼らのことを雑誌で紹介したことがありますが、今回はペンを(パソコンを?)エアブラシに持ち替えて“ペインター”としてダミーヘッドライトを描いたのでございます。

2009.4.6.2

100円ショップの餅焼き網でザクッとマスキング。
あとはフリーハンド。遠くから見た時のインパクトがポイント。
リムの裏には淡いブルーのアクリル板をセット。
カラーコンタクトみたい。

長年真っ白なボディで知られていたRising Sunnyは今シーズンから新たなスポンサーに併せてボディカラーをチェンジ。それに伴って、以前使っていた樹脂製のGXグリルを初期型のステンレスグリル(貴重!)で“クラシックな顔”にイメチェンすることに。

で、以前はただフタをしていただけのヘッドライトの部分もダミーヘッドライトをエアブラシで描いてカッコよく!

「速ければカッコは二の次」というのはドラッグレースではNG。
「速く、カッコよく」というのが「ドラッグレースの流儀」というもの。

ありもしないヘッドライトをエアブラシで描く、というのもドラッグレースでは昔から行われている伝統的な流儀なのです。

2009.4.6.3

取り付け。バンパーも以前のグラスファイバー製からオリジナルのスチール製にチェンジ。
少し重くなるけど、こっちのほうが断然Cool!

ボディの大部分はグラスファイバー製、エンジンフードは
カーボンファイバー製で、メチャメチャ軽いです。


エンジンは2000ccターボで700馬力!!!!

5000ccのF号の3倍・・・・・・・(-_-;)


以前、雑誌でヤツらのことを書いた時、ワテクシは「ロックグループみたいなレーシングチーム」という表現で紹介した覚えがありますが、あれから10年。

相変わらずCoolなヤツらだよ♪♪(^_^)

posted by フランケン at 18:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月22日

Rodder & Biker's Cafe in ODAIBA.

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泰平の 眠りを醒ます蒸気船 たった四杯で 夜も眠れず


てな戯れ唄も、今は昔の物語・・・・・・・・・・・

江戸末期、ペリー来航に備えて徳川幕府が東京湾に向けて設置した品川砲台があったことから「砲台場」が転じて「お台場」と呼ばれるようになり、今では東京の観光スポットとして全国的に知られるようになった港区お台場。

正式な地名に「お」がついているという、全国的にも珍しくヤケにていねいな街でございます、お台場様。

そのお台場の一角のカフェに、ワテクシの作品の常設展示スペースができました。

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壁にボンドで直に貼り付けちゃったから、完璧な常設! でございます。

店の名はPuppy's Dining。
http://www.puppytheworld.com/

場所は「デックス東京ビーチ」の、お台場海浜公園側の1F全面。
http://www.odaiba-decks.com/?mode=information

↑コチラのインフォメーションどおり、通り一遍の説明をすれば「ペット同伴OK。

おいしい料理とスイーツが自慢の、海に面した開放的なオープン・カフェ」ということになるのでしょうが、実はそれだけじゃぁないんだぜ、ここは♪


一歩店内に入れば至る所にアンティークなホットロッドのパーツ、ミニチュア、雑誌、ポスター、そして、もちろんIGNITEマガジン!

さらに、壁の大型モニターではドラッグレースのDVDがエンドレスで垂れ流されている、というホットでロッドな店であります! ガソリン臭くはないけれど。。。。。。

というのも、コチラのプロデューサーJクン自身がシボレー・カマロをブイブイいわせている筋金入りのCar Guyだから♪


知り合ってみれば、かつて裏原や駒沢通り辺りでトンガッていた共通の友だちも多い、いわば「同じ穴のムジナ」じゃないですか!

というワケで意気投合し、店内の壁をワシの作品で埋め尽してさらに“店内ホットロッ度”を上げてしまおう、ということになったワケです(^_^;)

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1950年代から60年代のイギリスで、激しく改造したオートバイやクルマでイリーガルなストリートレースに興じていた不良少年“カフェ・レーサー”たち。そして、彼らの溜まり場となっていた伝説のカフェ“Ace Cafe”。

或いは1970年代から80年代、カリフォルニアの走り屋のメッカ、マルホランド・ドライブにあった“Rock Store”。

ここがそんな場所になったらちょっと楽しいナ♪ と思いつつ、それじゃ一般客がビビッて近寄れなくなってしまいますね(汗;)

駐車場も完備されてますから、みなさんの下品でイカした改造車♪ はお行儀よく停めてくださいね(^_^;)

“血中ホットロッ度”が上がってしまったら首都高湾岸線の入り口もすぐ近くだよん♪

なお、展示作品はすべて購入可能でございます。
ポストカードは¥100でセルフサービス持ってけドロボー状態だ!


posted by フランケン at 12:18| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月09日

「遅すぎた春」の、お工作

もう3月だというのに、関東地方はこのところ毎日冷たい雨模様(-_-;)

F号は、こんな日の朝イチの始動が苦手です。
アイシングを起こしてしまうから。。。。。。


アイシングというのは 、空気とガソリンがキャブレターの中で気化される時に
気化熱が奪われることによって空気に含まれる水分がキャブレターの中で
凍ってしまうこと。この時、キャブレターの中の温度は外気温より5℃ぐらい
下がってしまうので、外気温が5℃以下で、さらに雨や雪が降ってるような日は
ヤバイです。 氷でベンチュリーが塞がってアイドリングしなくなってしまい、
絶不調になってしまうのです(-_-;)

「アイシングが起きるのはエンジンの調子がいい証拠」などと言いますが
F号は特にアイシングがひどく、気温が低くて湿度が高い日は百発百中(>_<;)
これではあまりにも不便なので、どうにかしたいところなのですが・・・・・。


で、ちょっとその前に。。。。。。。。。。


オイラは2007年の夏に、市販の魔法瓶を改造してこんな物を作っていました↓

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で、これをアレンジして冬の間は「燃料クーラー」が 「燃料ヒーター」 として
使えるように改造したのが、コチラ↓

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で、「クーラー」の方は実際にドラッグレースで使って効果絶大だったのですが、
「ヒーター」の方は、どうもワタクシ的には「自分のお工作のレベル」に
納得できず。。。。

まず、夏と冬で仕様を変える、というのがメンドクサイ(-_-;)

さらに、暖めなければいけないのはキャブレターなのに、
燃料を暖めて“間接的に”キャブレターを暖める、
という効率の悪い設計も、はっきりいってダサいです(-_-;)

第一「ガソリンを電熱器で暖める」というのはデンジャラス!!!

で「なんかもっと合理的でスマートで安全な方法はないもんかな〜」
と思っていたら、ありました!

こないだ買ったポストマン・パット号(郵政カブのことだヨ)です!


ポストマン・パット号には標準で「電気式キャブレターヒーター」が
付いています。これは、寒い日でも雪の日でもアイシングを起こさずに
一発始動できなければいけない、という「業務用車両ならでは」の装備
(普通のスーパーカブには付いていません)。

でも、オイラは郵便配達をする訳ではないし、わざわざ寒い日、雨の日、
雪の日にポストマン・パット号に乗るつもりはないので
(そういう日のためにF号には屋根も窓もワイパーもあるのです)
このキャブレターヒーターをいただいちゃうことにします♪

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では、ヒーターをポストマン・パット号からF号に移植。


取り外したヒーターは4センチほどの大きさの、ボルトみたいな形。
ネジ山は径が10ミリ、ピッチが1.25という、やや特殊なネジです。
さて、これをどうやってF号のキャブレターに付けるか・・・・・・?

で、F号のキャブレターを観察してみると、お、ちょうどいい穴があった! 
プライマリー側とセカンダリー側に1箇所ずつ、負圧をとるための穴が
あります。

これは、ブレーキブースターなどの負圧で作動させる装置を取り付けるための
穴ですが、F号にはな〜んにも付いてないので穴にはフタがしてあるだけ。

これは使えそう♪

では、まずプライマリー側。
う〜ん、ホースを取り付けるためのニップルがジャマだな・・・・(-_-;)
ニップルを切り落としてタップを立てればイケそうだけど・・・・・

じゃ、セカンダリー側。
お、こちらは14ミリのボルトでフタがしてある。これは簡単にイケそう♪

というワケで、ヒーターはセカンダリー側に取り付けることにします。

で、どうやって取り付けるか、というと、こういうこともあろうか、と(?)
オイラはこんなものを持ってました(^_^)

内側に10ミリのメスネジが切ってある14ミリの穴開きボルト!!


ワテクシ、要らなくなったクルマやバイクの部品は捨てる前にすべてバラし、
ボルトやナットを集めております。次のお工作でイロイロ使えるからね♪
特にこういう特殊なボルトはホームセンターなどでは手に入らない貴重なお宝。
大切にとってありました♪


さてこの穴開きボルト、外ネジはキャブレターの穴にドンピシャリだったのですが
内ネジは、径は10ミリながらピッチは1.5(これが普通)。
このままではピッチ1.25のヒーターを取り付けることができないので
タップを立てて1.25ピッチのネジを切り直します。
で、あとはねじ込むだけ。

これでヒーター本体の取り付けは完了〜!

これならヒーターが直接ガソリンに触れないので安全。
しかもキャブレターボディにヒーターを直接ねじ込んであるので
キャブレターボディだけを効率よく暖めることができそうです♪


次は配線。


F号もポストマン・パット号も同じ12ボルト電装なので
特に改造の必要もなく、リレーを介してサクッと配線♪

というのはウソです。。。。。。。(汗)

プラスとマイナスを間違えてることに気付かず
何回もヒューズを飛ばしました(爆)

気をとり直して・・・・・・・・・

ポストマン・パット号には外気を関知してヒーターをON/OFFさせる
サーモセンサーが付いていますが、F号はこれを使いません。
外気温が下がると自動的に通電する、というセンサーらしいのですが
仕組みがよくわからないので・・・・・・・(^_^;)

で、代わりにデジタル温度計のセンサーを取り付けて、運転席で
温度を確認しながら手動スイッチでON/OFFできるようにします。

394.jpg

万が一スイッチを切り忘れて温度が上がりすぎるとヤバイので
安全のためにスイッチには「ミサイルカバー」(と、呼んでいる)
を取り付けておきます。これは、カバーを開けなければ絶対に
スイッチをONにできない、という安全装置。

ルックスもミサイルの発射装置みたいで、ちょっとカッコイイかも♪

395.jpg

さて、今日も東京地方は曇り空。でも、先週みたいに寒くないナ(-_-;)


せっかくかっこいいミサイル発射装置、ぢゃなくて、アイシング防止装置
が完成したというのに、もう出番はないのか??????????
posted by フランケン at 22:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月04日

Microlon Metal Treatment Liquid.

アメリカ生まれのエンジン添加剤「マイクロロン」を初めて使ったのは
今から9年前。2001年のことです。


1997年にアメリカで買って1998年に個人輸入したワテクシの愛車
「F号」こと、1964年型フォード・ファルコン。
輸入する前にヘタリ切ったオリジナルの260Cu.in.(4.2リッター)
エンジンを、アメリカで1984年型マスタングの302cu.in.
(5リッター)エンジンに載せ換えてから輸入したのですが、
これがか〜なり怪しい中古品だったらしく・・・・(汗;)。
で、そのエンジンはクルマを輸入して1年目でものの見事に煙を吹いて
ブッ壊れたのでありました・・・・(-_-;)

341.jpg

↑アメリカで乗ってた時。無塗装の外見もワイルドなF号(1998年)。
 この時積まれていた怪しい中古エンジンは日本に輸入した後
 すぐにオシャカに・・・・(爆)

ところがその時、タイミングよく(?)工事中のマンホールに落ち、
車体がひん曲がって廃車になってしまった気の毒な友だちの
1988年型マスタング。。。。。。。

で、 曲がったマスタングから取り出されてゴロンと転がっていた、
そのエンジン。。。。。。。

当然、とびつく「おもらいクン」(^_^;)

というワケで譲り受けたのが、今載ってるエンジンでございます。

「タダでいいよ♪」と言われたのですが、さすがにタダでもらうのは
申し訳ないので、代金の代わりに彼にはワテクシのイラストの原画を
差し上げました。ワシが死んだら値打が跳ね上がるぜ!(^_^;)

走行距離9万km、ディーラー車、前オーナーは友だち、という
ハッキリした素性に加え、GTパッケージ専用のハイパフォーマンス・
ユニット、302H.O.(ハイアウトプット)という、おいしいエンジン
であります♪

さっそく彼の事務所の下のガレージにクルマとそのエンジンを運び込み
シコシコと自分で載せ換えたのが、2001年の春のこと。

その時、半分おまじないのつもりで入れたのが当時「違いのわかる男」
由良拓也さんがイメージキャラクターを務めていたエンジン添加剤、
マイクロロンだったのです。

342.jpg

↑もらったエンジンを自分でスワップ(2001年)。
 補機類、ガスケットを全取っ換えしてリビルト。中身はそのまま。
 エンジン、エンジンルーム共にサビを落としてペイントして搭載。
 ぜんぶ自分でやったので部品と工賃はゼロ♪
 そのぶんフンパツしてマイクロロンを入れてみた。

マイクロロンはエンジン添加剤としてはけっこういいオネダンですが
どうやら本当に効くらしい、という評判。。。。。。。。
中には「マイクロロンを入れたエンジンはオイルなしでも走る(?)」
という都市伝説めいた噂も(!?)

元々エンジン添加剤の類いはほとんど信用しないワテクシですが、
せっかく友だちから譲り受け、自分で載せ換えた大切なエンジン。
ちょっとオネダンは張るけど「マイクロロンの都市伝説」ってヤツを
信じてみることにしたのです。



さてこのエンジン。F号に積んで走ってみると、ブローしたエンジン
よりもずっとパワーがあって音も上品♪ 
ただ、それが「マイクロロン効果」なのか、それともエンジンが
「当たり」だったのか「違いのわからない普通の男」には正直いって
よくわかりませんでした(・_・;)

なにしろこのエンジン、F号に積んでから1センチも走らずに
マイクロロンを入れてしまったので「マイクロロンを入れる前の
状態」を知らないのです。

その時は「マイクロロン効果」ってヤツはよくわかりませんでしたが、
それ以来、F号は毎日のアシとして真冬の雪の日でも一発始動で目覚め、
真夏の都心の大渋滞も平然とやり過ごし、長距離を高速連続走行で
ブッ飛ばし、たまに深夜の首都高で手頃なカモとのバトルを楽しみ、
オマケにドラッグレースにも参加し続ける、という過酷な日々
をすごしながら、気がつけば今年でなんと9年目!

説明書には「エンジンの寿命を延ばし・・・・」と書いてありますが
「エンジンの寿命を◯◯年延ばし・・・・」とは書かれていないので
「エンドレスに延びるのかな?」と勝手に考えていました(^_^;)

その間、補機類や車体廻りの細かいトラブルは数え切れないほど体験
しましたが(苦笑)エンジンだけはまったくトラブル知らず!
しかもドラッグレースでは9年目の今でもジリジリと記録を更新中! 
去年の最後のレースでは自己ベストの14.902秒を記録!
ストックの302Cu.in.(5リッター)エンジンをポン載せしただけの
'64ファルコンとしては、この数字は上出来でしょう(^_^)

343.jpg

で「違いのよくわからない男」にもようやくわかってきたのです。
このタフネスぶりこそ「マイクロロン効果」ってヤツなのか♪
これはもはや「怪し気な都市伝説」でもなんでもなく、自分で9年
かけて立証した「マジな実話」です。

とはいえ、こんなにコキ使い続けて9年は使いすぎかも?
(代理店の協和興材は「5年経ったら入れてくれ」と申しております)

というワケで、4/19に行われる「IGNITE SPEED TRIAL」に備えて、
いい機会なので再びマイクロロンを入れてみることにしたのです。

344.jpg
345.jpg

さて、このマイクロロン。指で触ってみると天ぷら油のような無色
透明のサラッとした液体。エンジンオイルに混ぜて使うものですが
説明書によればエンジンオイルを改善するものではないらしい。
エンジンオイルはマイクロロンの成分をエンジン各部へ送るための
単なる「運び役」。エンジン各部へ送られたマイクロロンの成分は
エンジンの熱によって金属に定着して表面をコーティングする、
というメカニズム・・・・・・・

ということ“らしい”ですが、いずれにしてもエンジンの中、
しかも顕微鏡レベルの出来事なので、よくわかりません(^_^;)

イメージとしては「素焼きの茶碗に上ぐすりを塗って窯で焼くと
ツルツル、ピカピカ、カチカチの焼き物になる」みたいな???

が、今回は9年前と違って「入れる前」と「入れた後」の違いを
走って体感して比較することができます。では、走ってみます。


おっ、明らかに音が静かになって、回り方もシュン、シュンッ! と
軽くなったのが、走りだしてすぐに体感できるほど!! 
これはいいかも〜♪

6.jpg

マイクロロンの成分が完全に定着して効果を発揮するのは、入れてから
約1600km走行してから。

今はまだ入れた直後で、ユルユルと街乗りをしてるだけですが、
これから1ヶ月かけてじっくりとマイクロロンの成分がエンジン
各部に定着するころにちょうどIGNITEドラッグレース・・・・(!)

結果はドラッグストリップの光電管が1/1000秒単位でミもフタも
ないほど証明してくれる・・・・でしょう(?)
posted by フランケン at 19:38| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月21日

1948 Ford Anglia Gasser(CORGI 1/43 Modified)

フォード・アングリア、といっても、アメリカのフォード・モーター
カンパニーの製品ではありません。イングリッシュ・フォード製の
英国車。サイズはちょうどスズキ・ジムニーほどのちっぽけなクルマ
で、エンジンは900cc足らずのサイドバルブ4気筒。
はっきりいってなんの取り柄もない「貧乏臭い」クルマです(-_-;)

イギリスでは戦前から庶民の足として「ポピュラー」という名前で
販売されていましたが、第二次世界大戦で生産を中断。

戦後、イギリスはこのポピュラーを再生産してアメリカに向けて
「アングリア」という名前で輸出して全米のフォード・ディーラー
を通じて販売して貴重なドルを稼ぎ、戦争でボロボロになった
国土を立て直そうと考えたのでした。

が、戦後の繁栄を謳歌していた当時のアメリカでこんな非力で貧乏臭い
クルマが売れるはずもありません。おそらく床が抜けるほどアクセル
を踏んでも、フリーウェイに合流することもできなかったでしょう。
というワケで、アメリカに輸出されたアングリアはほとんど売れ残り、
ディーラー裏のジャンクヤードで忘れ去られていたのでした。


アングリアが注目されるようになったのは1960年代になってから。
このちっぽけで貧乏臭いクルマに目をつけたのはHot Rodderたち
でした。

Hot Rodderたちの目的はただひとつ。
できるだけカネをかけないで速いクルマを作ること!

小型で超軽量な車体に強力なアメリカンV8をブチ込めば簡単に速い
Hot Rodが出来るはず。しかも、まんま戦前の設計のアングリアは
古色蒼然とした頑丈なラダーフレーム構造。
これは、大して補強もせずに重くてハイパワーなV8を積むのに
実に好都合でした。
しかも、ディーラー裏のジャンクヤードに打ち捨てられていた
売れ残りのアングリアはタダ同然で手に入れることができたのです♪

こうして作られたアングリアのHot Rodは、ローカル・ドラッグレース
のGASクラスで暴れ回るようになります。
が、最大のドラッグレース団体であるNHRAのレースには
参加することができませんでした。
というのは、当時NHRAのレギュレーションに「アメリカ製のクルマ
であること」という項目があったからです。

このレギュレーションが撤廃されたのが1965年。以後アングリアは
それまでNHRAのGASクラスで無敵を誇っていたウイリスの好敵手
となり、GASクラスはNHRAでもっとも人気のあるカテゴリーに。
こうして「GASSERといえばウイリスとアングリア」という
イメージが定着したのでした。


さて、今回作ったのは、そんなアングリアの典型的なGASSER。
特定のプロトタイプは特に存在しません。

餌食となったのは、珍しくダイキャスト・モデル。
今回のテーマは「金属だけで作る」です♪

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ベースは“由緒正しい”大英帝国のミニカー・ブランド「コーギー」
の製品。サイズはアメリカ標準の1/64や1/18ではなく、
世界標準の1/43で、製品名も「アングリア」ではなく「ポピュラー」
です。

で、使うのはボディだけ。これを惜しげもなく切り刻みます。
ああ、ダイキャストは固くて切るのがタイヘン(汗)。
ほとんど「金属のカタマリ」のノーズも薄く削り込んで
グリルを貫通させます、ギュイ〜〜〜ン!

フレームは真鍮の角材で作ったメインフレームに洋白のクロスメンバー
をハンダ付けして自作。

リアのリーフスプリングは100円ショップで売ってる“パチモノ”
チョロQのゼンマイ。

フロントエンドは手持ちのホワイトメタルモデルのジャンク
(なんとダン・ガーリッツのSWAMP RAT 1だ!)から流用。
GASSERらしく“がっつり”カチ上げます♪

エンジンも同じくSWAMP RAT 1からギッてきた、なんと
392“Fire Power”HEMI(!)を、惜しげもなくブチ込みます。
ゼイタク〜〜〜♪

ヘダースは輪切りにしたラジカセのアンテナとハンダで自作。

6基のストロンバーグ97キャブレターの上にそそり立つトランペットは
なんかのスプレーのノズル。リアのプッシュバーも、同じくスプレー
のノズルです。

トランスミッションとプロペラシャフトはタイヤのバルブ。
こうやってくっつけてしまうと「なんとなくそれらしく見える」から
不思議です(^_^;)

出来上がってしまえばほとんど見えないけど、ノーズのラジエターの
前にはアルミの丸棒で自作したMoon Tankも♪

インテリアもジャンクのホワイトメタル・パーツや洋白でテキトーに
作り込み。ペダルもあるよん♪

Anglia5.jpg

ペイントは派手めなパール・レッド。
"BIG"John MazmanianやShores&Hess、Kohler Brosなど
よく知られたアングリアのレースカーが赤いクルマが多いせいか
個人的に「アングリアといえば赤」というイメージです。

テールランプはボディにねじ込んだメガネ用ビスにエポキシ樹脂
を盛り上げてクリアーレッドで塗装。

ボディ以外はあえて無塗装で「金属だぞ!」と主張してみました♪

で、仕上げは'60sを象徴する「ボディと同系色でティントされた
ウインドウ」。実はコレ、100円ショップの“下敷き”です。
勢い余ってルーフとエンジンフードも赤い下敷きで
作ってしまいました♪

う〜む、サ・イ・ケ・デ・リ・ッ・ク、やねえ〜〜〜〜〜!!

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ストリートロッドの定義が区切りよく戦前モデル(〜1945年)
ではなく、中途半端な「〜1948年モデル」となっているのは、
1948年型として販売されたアングリアへの配慮。

日本ではまったく(!)といっていいほど知られていませんが
アメリカにとって、そしてHot Rodderにとって、アングリアは
絶対に欠かすことのできない重要なモデルとして位置付けられて
いるのです。

もっとも、イギリスにとって全然売れなかったアングリア
なんかよりもたくさんドルを稼いでくれたビートルズと
ローリングストーンズの方がよっぽど「優秀な輸出品」
だったのですが(苦笑)。
posted by フランケン at 13:11| お工作シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月20日

Phil Bonnerからの贈り物

Phil Bonnerは1950年代からジョージア州アトランタをベースに
フォード一筋で暴れ回ってきたドラッグレーシング・ドライバー。
1964年には427ウェッジヘッドを搭載したA/FXファルコン
Georgia Peachを自ら制作し、地元のフォード・ディーラー
「Al Means Ford」からAHRAにエントリーして
勝ちまくっていたのでした。

Phil Bonner1.jpg

左下がプライベート時代に乗っていた64ファルコンGeorgia Peach。

Phil Bonner2.jpg

Philは今も現役のドライバー。
下は現在のDaddy Warbucks。

そんな活躍がディアボーンの目に留まりPhilは1965年からフォードの
ワークス待遇を受けるようになります。こうして、1965年シーズン
に向けてPhilに与えられたマシンが(事実上のフォード・ワークス
ファクトリーである)Holman&Moodyで制作されたA/FXマスタング。
このマスタングに搭載されていたのは、ワークス待遇のドライバー
のみに与えられた幻の名機、SOHC427でした。

ところがPhilはこのマスタングの出来に満足できず、新たに自費で
Holman&Moodyにマシンをオーダーします。それが、後にPhilの
代名詞ともなるA/FXファルコン“Daddy Warbucks”でした。
そして、PhilはこのDaddy Warbucksで1965年シーズンのAHRA
において46戦中43勝する、という圧倒的な強さでチャンピオンに
なったのです。

そんな人物ですから、Phil Bonnerはフォード・ファンにとっては
神様カリスマ様! 

ところが数年前、オイラはそんなカリスマ様と
知り合うことになったのです(!)


きっかけは、オイラがカリフォルニアでボロボロのファルコンを
手に入れ、大変な思いをしてレストアし、その直後に信号無視の
オバハンにぶつけられてぐちゃぐちゃに大破し、それをもういちど
修理してドラッグレースをやっている、という内容のレポートを
A4判20枚に英文で書いてFalcon Club of America
(世界最大のファルコンオーナーズクラブ)に送ったことでした。

で、そのレポートを読んだPhilが「オマエ根性あるな。おもしろい!」
とメールを送ってきたのです。


それからオイラはPhilとメールのやりとりをするようになったのですが
ある時、Philから国際郵便が(?)

開けてみるとビックリ! それはModel Kingからリリースされた
ばかりのDaddy Warbucksのプラモデル!!


さて、このキット。一般的なプラモデルの水準と比較してしまうと
正直いって「か〜なりダメダメな」キットです(爆)。

シャーシー、ホイール、足廻りは実車とは似ても似つかない
まったくの別物(-_-;)。かろうじて使えるボディも修正が必要。
そのまま使えるのはエンジンとデカールだけ、というキョーレツな
キットです(^_^;)

このキットをまともに組むためには、かなりのスキルと実車に対する
知識が必要。いわゆる「作れるものなら作ってみやがれ!」
という類いの、ガレージ・キットにありがちな内容ですね(^_^;;;;;)

これを「ダメダメ」というべきか「上級者向け」というべきかは
意見が別れるところですが、まあ普通のプラモ・マニアには
オススメできません(苦笑)。

が、オイラにとってはカリスマ様から直々にプレゼントされた
貴重な貴重なプラモデル。
きちんと組み上げてPhilの好意に報いなければ・・・・・・(-_-;;;;;;)

では、作ります。

Phil Bonner3.jpg

まず、シャーシーはamtのマスタングから流用して大改造。
フロントの足廻りもマスタングから流用し、コイルスプリングを
取り除いてストラットロッドの位置にリーフスプリングを取り付ける、
というDaddy Warbucks特有の改造を施します。

一方、リアは少しナロードしてトラクションバーを追加。

ボディは、アルタードされたホイールアーチの形状が実車と全然違う
ので、修正。

エンジンは基本的に素組みですが、ヘダースのみ輪切りにした
ラジカセのアンテナとハンダで作ってディティールアップ。

ホイールは手持ちのジャンクから改造流用。


と、ここまではいっしょに送られて来た写真やキットに付属してる
インストラクションの「実車解説」などを手がかりに作ったのですが、
困ったのは、写真も詳しい解説もない室内とリア廻り。

はて? パンセージャーシートはあるの? ないの?
ドラッグシュートは付いてるの? 付いてないの?????????


そうだ!!!!!


オイラは実車のオーナーと知り合いだったのです!
わからないことはオーナーに直接訊けばいいんじゃん♪

というワケで、さっそくPhilにメール。

「パッセンジャーシートはないよ。ドラッグシュートはあるよ。」
というお返事で、疑問はあっけなく解決♪

そうやって出来上がったのがこの「1/25 Daddy Warbucks」
であります。

Phil Bonner4.jpg
Phil Bonner5.jpg
Phil Bonner6.jpg

Philからはその後もマスタング、サーンダーボルトと、彼が今まで
乗ってきた歴代のレースカーのプラモデルやサイン入りのTシャツ
などが送られてきています(^_^)
posted by フランケン at 16:30| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月02日

スーパーカーを買った♪


スミマセン、小さなウソをつきました。。。。。(汗)

「スーパーカブを買った」

です。


カブはカブでもそんじょそこらの普通のスーパーカブぢゃないよ。
ボロボロの・・・・・・って、そいうことぢゃなくて(-_-;)

ホンダ・スーパーカブMD(メールデリバリー)90。

通称、郵政カブ!・・・・・・・・の、成れの果て(爆) 

カブ1.jpg

カッコイイ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?〜〜〜
のか、わるいのか?????????????????????(^_^;)


今は若干「要修理」のため動きません(-_-;)
ヒマをみてポチポチ直して、暖かくなるころには
走れるようになる、のか(?)


下は、有名なアメリカ・ホンダの広告とキャッチコピー(1962年)

カブ2.jpg

You meet the nicest people on a Honda.
(ホンダに乗ってるろくでなしのバイカー野郎には気をつけやがれ!
posted by フランケン at 13:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする