2010年08月16日

まだなにか 落ちていたのか デフの中

pic01.jpg


(前回からつづく)

ある日、デフの神様が出てきてこう言いました。

「オマエが落としたのは金のチューブか、銀のチューブか、それとも鉄
のチューブか?」

「いいえ神様。ワタクシが落としたのはビニールのチューブと、それか
らえーと、他にもイロイロと……(^_^;)」

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デフケースの中に盲腸ぐらいの大きさのビニールのチューブが入ってい
たとしても、それだけなら人間の盲腸みたいなもの。おそらくこれが大
きなトラブルに発展することはないでしょう。が、こんなものがケース
の中で散らばっていたとしたら・・・・・・・(滝汗;)


先日、過ってデフケースの中にビニールチューブを落としてしまった、
というハナシを書きました。あの時、ビニールチューブは見なかったフ
リをすることにしたのですが(!)今回は「別のもの」を探すために再
捜索。

そもそも「デフオイルを交換しよう」と思い立った理由もイヤな予感が
あったから。それは、はっきりと判るような「異音」や「振動」ではあ
りませんが、かすかに気付いていた「違・和・感」。。。。。。

で、とりあえずオイルを交換しようと思って先日のミスをやらかしてし
まったのですが(爆)、あの時、落としてしまったビニールチューブを
探していて指先が「イヤなもの」に触れてしまったのです。それは、あ
きらかにビニールとは違う硬い感触……(汗;)

実はあれ以来、ずーっとそれが気になっていました。で、今回はマグネ
ット式のピックアップツールを使ってデフケースの中にある(と思われ
る)金属片らしきもの(?)を取れるだけ取り出してみることに。する
と。

ガビ〜〜〜〜ン!!!! なんじゃコリャ〜〜〜〜!!!!!?

↓出てきたものはコレ(・_・;)

pic02.jpg

よ〜く観察してみ……なくてもサルでもわかる、ほぼ原型を留めたベア
リングのニードルが3本、原型を留めないほど粉砕されたニードルの
“成れの果て”が、おそらく2本ぶん。そして、明らかにベアリングの
ニードルではないと思われる無数の細かい金属片……。


ヤヴァイ!! これはヤヴァすぎるっ!!!!!


デフケースの中で起きていたことは大体想像できます。なんらかの理由
でベアリングのひとつが崩壊してニードルがバラバラと脱落。脱落した
ニードルをピニオン&リングギアが噛み込んで粉砕し、ギアも欠けた、
ということでしょう、きっと。。。。。。(-_-;)

どれだ? どのベアリングだ? 

デフに使われているベアリングは、ピニオンギアを支えている1対のピ
ニオンサポートベアリング(テーパーローラーベアリング)、デフ本体
を支えている1対のサイドベアリング(テーパーローラーベアリング)
そして、パイロットベアリング(ニードルローラーベアリング)。この
どれかが崩壊しているに違いありません。が、断定するにはデフを分解
してみなければ。通常、もっとも壊れる確率が高いのはサイドベアリン
グですが……。

pic03.jpg

いつだ? いつからだ? 

確かに数カ月前からなんとなく違和感はありました。が、それは注意し
ていなければ気付かないようなかすかな違和感でした。あからさまにト
ラブルを思わせるような異音や振動はなかったのです。

ひとつのベアリングに使われている10数本のニードルの中の数本が脱落
したとしても、それによって支えられているギアやシャフトがただちに
崩壊するという訳ではありません。だから気付かなかったのでしょう。
が“すきっ歯”になってしまったベアリングでいつまでもギアやシャフ
トを支え続けていれば、やがてベアリング自体が崩壊してギアやシャフ
トが脱落するのは時間の問題。にもかかわらず、サルより鈍いワタクシ
はそのまま気付かずに名古屋に行って、神戸にも行って、仙台まで行っ
て、あろうことかレースまでやっていたのでした(汗;)。

http://frankengallery.seesaa.net/article/146683973.html
http://frankengallery.seesaa.net/article/157722487.html
http://frankengallery.seesaa.net/article/154186278.html

考えてみれば「デフケースの中にビニールチューブをおっことした」と
いうのもマヌケなハナシですが、それがきっかけで重大なベアリングの
トラブルに気付いたのだから落としてヨカッタ♪……ちがうか?

ここでサル並みの頭脳をフル回転させてこれからの段取りを考えます。

この事実が判明したのは先週の金曜日(8/13)。で、翌週の日曜日
(8/22)にはレースが迫っている……(!)

まず、速攻でベアリングをオーダーします。

http://www.currieenterprises.com/cestore/default_rearend.aspx

今の時点では崩壊したベアリングを特定することができないので、デフ
に使われているすべてのベアリングと、デフケースの分解時に必要にな
るガスケットをオーダーします。高価なものではないし、今回使わなか
ったとしても、いつか必ず必要になるもの。ストックとして持っていて
も無駄にななりません。

が、チキンなワタシは、ここで(おそらく欠けているであろう)ピニオ
ン&リングギアを買うかどうか迷ってしまったのでした(>_<;)

う〜ん、260ドルか……。微妙な値段もさることながら、ピニオンギア
の交換は「ちょお〜メンドクサイ!」のです。その作業のタイヘンさを
想像しながら、つい「できればやりたくない(>_<;)」という“逃げの心
理”が働いてしまいました。いいのか、それで?

通常、リング&ピニオンギアが欠けるとサルでも気付くほど盛大な異音
が発生します。が、そのような異音は出ていませんでした。今でも「知
らなかったふり」をすれば、まったく問題なく普通に走ることもできま
す。本当に知らなかったら、このまま来週のレースにも行ってしまうと
ころでした。ということは、おそらくギアの損傷は軽いのではないか? 
という、自分に都合のいい楽観的観測(♪)をすることにして、今回は
「ギアは買わない」ことにしたのでした。こりゃギャンブルだナ(-_-;)

まあ、少々の“欠け”なら破断面をオイルストーンで整えておけば大丈
夫(ホントかよ?)

問題は、アメリカにオーダーしたベアリングがいつ届くかということ。
ベアリングさえ手に入れば、交換作業は半日あれば十分ですが。。。。

今できることは、海の向こうでバテレンがチューインガムをクチャクチ
ャ噛みながらチンタラ働いてないで、テキパキと荷物を発送してくれる
ことを祈るだけ。頼・む・ぜ!

(つづく、はず)


posted by フランケン at 13:16| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
車だと、簡単な事も作業自体は大掛かりですね。
単車なんて、楽なもんだと改めて思いました。
毎回勇気が沸きますっ
猫の手な時は連絡下さい、缶コーヒーで働きますっ
Posted by Tripple Z at 2010年08月17日 17:42
あざあ〜っす!

クルマはいちいちパーツがデカくて重いのがタイヘンといえばタイヘンですね。

バイクにはデフなんてないし。。。。

今回は友だちのショップの一角を使わせてもらえることになったのでダイジョーブです。

さすがに家の前の路上でデフをO/Hするのは……

ベアリングの脱着には油圧プレスも必要だし、ね(^_^;)
Posted by ヨシオ at 2010年08月18日 09:16
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