2009年11月06日

時代錯誤な日曜日(^_^;)

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こないだの日曜日、とあるチビッコブーブーのイベントを見物しに行ってきました。
イベントの名称は「富士さんろくミーティング」。「さんろく」というのは「富士山麓」と「360」をかけ合わせたネーミング(?)
ま、富士山のふもとで360ccの軽自動車が集まる、というイベントです。

さて、軽自動車の規格が360ccだったのは1975年(昭和50年)まで。
サイズも今の軽自動車よりずっとちっちゃくて全長3m×全幅1.3m×全高2mという、まるで遊園地の乗り物みたいなサイズ(!)

こんなクルマが現役だった当時は自分もチビッコだったのでそれほど小さいとは思っていなかったのですが、久しぶりに見るとそのあまりにも浮き世離れしたサイズと脳天気なスタイルに、思わず絶句しそうになります。こんなオモチャみたいな乗り物が道路を走っていいの!?

で、会場の「もちやドライブイン」がまた(ある意味)スバラシイ!

http://www.mochiya.co.jp/

これが笑っちゃうほど“昭和”の匂いがプンプン漂わせておりまして(苦笑)。それもイマドキの昭和ブームをあてこんだようなわざとらしい演出など微塵もない、マジな“ナチュラル・レトロ”(爆!)。学食みたいな食堂も、真っ黄色なカツカレーも、「お茶と水はセルフサービス」という手書きの貼り紙も、その貼り紙の下に無造作に置いてあるプラスチック製のバカでかい急須も、昭和のドライブインまるだし! きっとここで働いてるオバチャンたちも40年勤続にちがいありません(^_^;)。ちなみにワタクシが以前来たのがもう25年ほど前ですが、その時からな〜んにも変わってなかったです(汗;)

広大な敷地の中には私設のクラシックバイク博物館もあったりして、実はオーナーはかなりのクルマ/バイク好きだったりします。というワケで、申し込めば駐車場の一角をクルマ関連のイベント会場として使わせてくれる、という、イマドキ珍しいほどありがたいドライブインです(^_^)


そんなレトロなドライブインに、昭和の軽自動車が260台(!)。それだけではなく、一般駐車場のほうも入れ代わり立ち代わりやってくるクラシックバイクのグループや、昭和の暴走族コスプレでキメた旧車會で溢れかえっていて「ハテ、ここはどこ? 今はいつ?」というタイムスリップ状態に、頭がクラクラしてきます(あ、頭がクラク
ラするのは2ストロークの排気ガスのせいか?^_^;)

などと言ってるワテクシも、その一角に1964年(昭和39年)生まれのF号をバーン! と停めていたのですが・・・・・・・(^_^;)

それはさておき、イベント会場ではちょっとしたライブコンサートなども開かれたのですが、そこで歌っていたのはなんとプロのミュージシャンで知り合いの「りゅうまろセンパイ」! お互いに「おーい、なんでこんな所にいるんだよお〜〜!」(^_^;)

で、この「もちやドライブイン」。関東からも関西からも手頃な距離だし、天気がよければ富士山もバッチリ見えるし、周囲の人々がみんな旧いクルマやバイクに好意的だし「ツーリングを兼ねてここでIGNITEのイベントをやるのも悪くないな〜」なんて
思ったのでした♪

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1.スバル360(1958年 富士重工)
日本で初めて「大人4人が乗ってマトモに走る軽乗用車」として大ヒット。ニックネームは「てんとう虫」。これはその初期型。なんとワイパーは1個だけ。バックミラーは付いてません(!)。馬力はたったの18馬力。当時の定価¥415,000。「大真面目に作ったらなぜかかわいくなっちゃった(^_^;)」という下心のないデザインがいいです♪

2.スバル・サンバー(1961年 富士重工)
スバル360のトラック版。通称“アカンベー”サンバー。かつて「ホットドッグの屋台といえばサンバー」というぐらい、全国の観光地でサンバーのホットドッグ移動販売車を見かけました。いつも代々木公園に停まっていたサンバーのホットドッグ屋さんはどこへ行ったのでしょう?????

3.スバル・コンバーチブル(1959年 富士重工)
スバル360の屋根は車体を軽くするためにポリエステル製でしたが、これがドライバー1本でパカッと取れちゃうお気楽な構造♪ ですが、それでは雨の日はずぶ濡れ(-_-;)。でも大丈夫。最初からちゃんと開閉できる幌の付いた「コンバーチブル」も売られていました。いっぱい着込んで、よく晴れた真冬の夜空を見上げながら乗っ
てみたい♪

4.ラビットスクーターS12(1947年 富士重工)
今回、いちばん刺さったのがコレ!! 元々、戦争中は中島飛行機という戦闘機メーカーだった富士重工が、戦後初めて作った製品がラビットスクーターです。といっても終戦直後の物不足の時代。飛行機工場に転がってた発電機用エンジンと爆撃機「銀河」の尾輪で作れるものがコレしかなかった、みたいな。。。。。これはフロントにサスペンション(といってもただのバネ)を付けた改良型のS12。まあ、あり合わせの物ででっち上げた涙ぐましい乗り物ですが(^_^;)そうは見えないオサレなデザイン! 側面にはウサギ(ラビット)の絵が描かれています♪ エンジンはたった2馬力(・_・;)ながら135cc。ということは、登録は原付きではなく軽二輪車? ということは、高速道路を走ってもいいのか? いいのダ、走れるものなら(-_-;)。
ちなみにテールランプもウインカーも付いていません(!)。

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5.スズキ・フロンテ360(1967年 鈴木自動車工業)
スズキにはスズライトというスバル360よりも高性能なバンがありましたが、バンではいかんせん後部座席が激狭! で、ちゃんと4人乗れる乗用車として発売したのがフロンテ。元々バイクメーカーなのでエンジンはバイクのGT380(通称サンパチ)にそっくりの空冷2ストローク3気筒。リアエンジンなので、フルチューンするとウイリーする(らしい!?)このオーナーは手作り感まるだし(!)のラジコンカーを並べておりました(^_^;)

6.ホンダN360(1967年 本田技研工業)
31馬力という(当時としては)ハイパワーなエンジンと¥315,000という激安価格でスバル360を軽自動車のベストセラーの座から引きずりおろしたクルマ・・・の、これは当時流行った典型的なヤンチャ仕様です。なにしろ値段が安くて馬力があるからサイフの軽い当時の“ナウなヤング”(今は還暦!)がみんなこれを買ってボーイズレーサー風に改造して駅前ロータリーあたりでブイブイいわせていたんですね(^_^;)。
ホンダも元々バイクメーカーなのでエンジンはバイクのCB350にそっくり(てか、そのまんま?)の空冷4ストローク2気筒。

7.ホンダ・バモス(1970年 本田技研工業)
時代は1970年。イヤミが現役で「シェーッ!」と叫び、国民の半分が行ったといわれる空前絶後のお祭り騒ぎ「大坂万博」が開かれ、高度経済成長も沸点に達するころ。生活必需品としての自家用車もひととおり全世帯に行き渡り、行き場を失った設計者の創作意欲はこんな脳天気な「お遊びグルマ」を生み出してしまった。で、堂々と売ってしまった! 現在の衝突安全基準では「ドアのないクルマ」なんて危なくて絶対に国土交通省の型式認定が出ません(!)。でも絶対に楽しいよ、コレ(^_^)。

8.ホンダN360(1967年 本田技研工業)
ホンダN360の、これがスッピンの姿。ほとんどのN360は改造されまくったのでスッピンは珍しいかも? このころのホンダは部品の設計変更がやたらと多く、ホンダの旧いクルマをスッピンの状態で維持するのは改造するよりもずっとタイヘンだったりします。

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9.ホンダCB72(1960年 本田技研工業)
一般駐車場もツーリングの途中で立ち寄った旧いクルマやバイクで溢れかえり「あれ、今はいつの時代だっけ?」というタイムスリップ状態(^_^;;;) で、これは2輪の世界グランプリを総ナメにしていたころのホンダがそのままの勢いで市販した空前絶後の高性能バイク、CB72。アメリカでも大ヒット。発売と同時に「取り付けるだけでレーサーに改造できるキットパーツ」なんてものもメーカーから発売されたいい時代♪ で、みんなキットパーツを付けて(公道で)レースしてました(^_^;)。今の基準でも十分に速いバイクですが、メカニカルなルックスもカッコいいバイクです!

10.カワサキ250SS(1971年 川崎重工業)
「マッハ」のニックネームを持つ250ccから750ccまで4種類が発売されたカワサキの空冷2ストローク3気筒シリーズの、いちばん小さいヤツ。この「マッハ」シリーズほど伝説に彩られたバイクもないのではないか、という、いわくつきのモデルですね(笑)。特に最初に発売された500SSはとにかくバカみたいにパワーがあって、死ぬほど速くて、本当に死亡事故続出! でついたアダ名が「後家作り」(爆!)。パワー
はあるけど車体のバランスが悪くて乗りこなすのが難しいバイク、といわれましたが、だからこそ熱狂的なファンに溺愛されたバイクです。それはさておき、このバイク、エンジンにアルミの洗濯バサミを付けると表面積が増えてオーバーヒートを防ぐ、という「昭和の都市伝説」を実践しています(笑)

11.カワサキ750SS(1971年 川崎重工業)
で、その「マッハ」シリーズ最大の750SS。当時はホンダCB750が世界最速の座を誇っておりましたが、カワサキの750SSはCB750よりも10馬力もパワーがあるのに同じスピードを出すにはCB750の3倍のガソリンと10倍の根性が必要(?)なジャジャ馬(^_^;)。というワケでみんな事故ってオシャカになってしまったのか、今やCB750の100倍(?)レア! ホント、久しぶりに見ましたよ、マッハ750♪ この日は250から750まで、
熱狂的なマッハ軍団が10数台集結! いやあ、久々にいいもの見せてもらいました(^_^)

ラビット・ツーリング(1962年 富士重工)
「4」のラビットの、これがほぼ最終形・・・といっても十分にレトロですが。以前は「坊さんの檀家廻りといえばラビット」でした。袈裟を着たままでも乗れるので。昔は速くて華々しいバイクばかり好きでしたが、最近ラビットとかスーパーカブみたいな「鉄製旧式なごみ系バイク」に妙にそそられます。少し旧くなって鉄が錆びてたりするとさらにイイです!



posted by フランケン at 09:26| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月05日

本日入稿 Double Nickel 2

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前回のブログでワタクシの作品集「Double Nickel 2」の発売について
「初の試みとして、取次ぎを通さずに(AMAZONなど)ネット通販及び、
契約店でのみ販売し、一般の書店では販売しない」みたいなことを
書きましたが、大間違いでした!(-_-;;;;)

AMAZONで販売するためにも取次ぎを通さなければならない、と。。。。

これは版元の社長、制作を請け負ってもらっている編集プロダクションの
代表、そしてワタクシの頼りない(?)3人で綿密な(つもりの?)
打ち合わせをして決めたことだったのですが、3人とも「AMAZONで
本を売るためにも取次ぎを通さなければならない」ということを
知らなかった、というお粗末なハナシでございまして・・・・・・

アメリカの会社であるAMAZONで国境を超えて販売するのだから
日本独自の流通システムである「取次ぎ制度」ってヤツは
関係ないんじゃねえか? と思い込んでいたのですよ3人とも。

まあ、消費者の方にはぜんぜん関係ないハナシでありますが、
制作サイドにとっては手続き上けっこう大事な問題。。。。

そんなドタバタもありましたが(汗;)編集作業はみなさまの
(とくにカラーズのツグミさんの!)多大な御協力により順調に進み
ようやく本日(か明日?)に入稿、というところまで漕ぎ着けました!

中沢ヨシオ作品集 13年ぶりの第2弾 Double Nickel 2
A4判変形横位置 ハードカバー 収録作品数163点 オールカラー
定価¥3600 

12/6(日)ホットロッドカスタムショー会場、及び、直販、
全国のヴィレッジヴァンガード、そしてAMAZONで、世界同時発売!
でございます。みなさんよろしく!

Double Nickel(ダブルニッケル)

「ニッケル」とは5セント硬貨の通称。
5セント硬貨が2枚(ダブル)で、すなわち55(ダブルニッケル)。
かつてアメリカのインタースイテイツハイウエイで施行されていた
信じ難いほどチキンな制限速度55mph(約88km/h)に対して
「ふざけんな、もっと自由に走らせろバカヤロ!」という意味を込めた
ホットロッダーのスラング。
ちなみに、こんなタイトルをつけたワタクシは現在連続3枚めの
ゴールド免許を所持する優良ドライバーですが。。。。。。(-_-;)


posted by フランケン at 19:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月24日

発表します(その1)

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13年ぶりのワテクシの作品集、第二弾が発売されます。

タイトルは「Double Nickel 2」。

収録作品数163点。

発売日は12月6日。

定価¥3600。

全国の書店・・・・では販売されません。

今回は初の試みとして、これまでの「取次ぎ→書店」という、
通常の書籍/雑誌の流通ルートを省きます。

個別に契約する直販店、全国のヴィレッジバンガード各店鋪、および、
Amazoneをはじめとするネット通販でのみ販売します。

そもそも書店では売りにくい種類の本だし、書店そのものが激減してるし(-_-;)

本の流通の中心がネット通販に移行している中で、煩雑な手間や
高額なコストをかけてまで取次ぎを通す理由もないので。

そして、なによりもアートやクルマに対する文化的土壌のあるアメリカで
販売できるようにするためでございます(絵本に言葉の壁はないのダ)。

海外で販売するのに取次ぎを通す必要はないもんね。。。。。

もちろん、発売日の12/6にはパシフィコ横浜でワシが直販しますぜ!
http://www.mooneyes.co.jp/hcs/09/index.html

編集作業は順調に進み、ほぼ8割方は出来上がっております。
これからの作業がタイヘンなんだけど、ね(-_-;)。

というワケで、引き続き直販店募集中。
お店をやってる方、どうぞヨロシクです(-_-;;;;;;;;)



え? 「発表します(その2)」?

ま・だ・言・え・ね・え・ナ(^_^;)

来年春の発表に向けて、ただ今、地下に潜伏して工作作業中・・・・

posted by フランケン at 14:28| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月16日

夏休みのお工作

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お久しぶりです。

たまにしか書かないくせに、いちど書くとベラボウに長いフラでございます。どうぞ最後までお付き合いを・・・・・・・(汗;)


さて、3ヶ月に1度のペースで切れまくるF号のクラッチケーブル。
'97年にアメリカでポンコツ買って、ひとつずつコツコツと直して、もうすっかり完全に直ったように見えるF号の中で、たったひとつだけ残った「アキレス腱」が、クラッチケーブルです。

それから10年チョイだから、すでに合計40回は切れてる計算(!)
その度に路上で修理をするのは、もはや街角の風物詩(じゃねえよ-_-;)。

が、オイラはけっして切れることにも路上で修理することにも慣れてしまったワケではありません。

何十回切れてもイヤなものです、クラッチペダルを床まで踏み抜く瞬間の感触は。

何回やってもツライものです、幹線道路の路肩でひとりクルマの修理をするのは。

直す度にそれなりに改良を加えてはいるんですけど、ね。。。。。。。

というワケで「今度こそ!」の意気込みで作った対策部品が今年の正月バージョン。

http://frankengallery.seesaa.net/article/112269857.html

みなさん、覚えているでしょうか? 
あの時「半年切れなかったら成功♪」と、ヤケに低いハードルで弱気に豪語していたことを。。。。。

その後、アレはどうなったのか?



切・れ・た・ち・ま・っ・た・ヨ、たった3ヶ月で(-_-;)



まあ、アレは正月バージョンだったから・・・・・ちがうか。



ケーブルというのは「引っ張り」にはめっぽう強いのですが「接触」や「曲げ」には非常に弱いもの。

1箇所にストレスがかかって小さなキズができると、そこからあっけなく切れてしまうのです、納豆のタレの「きりくち」みたいに(?)

で、前回はどこが弱かったのか、というと、ケーブルを通す金具の穴。
ホンの少しですが、ここでケーブルと穴の縁が接触しているためにケーブルがこすれて切れてしまったのでした

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ちなみに、コレはサニーのクラッチケーブルの部品を移植したもの。1200ccのサニーでは問題なくても5000ccのF号には無理だったか。。。。

で、その時は「ハンダ付け」という、少々強引な方法で修理しておっかなびっくり今まで乗っていたのですが、まあ〜心細いこと!(汗;)

修理そのものが応急修理みたいな方法だし、第一、これでは次に切れてしまうと路上では修理する手段がまったくありません(>_<;)



というワケで、さらなる改良版「Ver.3」の構想をずーっと考えていたのです。



ポイントは
「ケーブルに“曲げ”ストレスを与えないスムーズな動き」
「ケーブルのどこにも“接触”箇所がない構造であること」
「切れても簡単な工具で修理可能な構造であること(ハナから切れるという前提)」
「できるだけコンパクトであること(とにかくスペースがないのだ!)」


さて今回の目玉はロッドエンドベアリング、通称、ピロボール。


ロッドエンドベアリングというのはホットロッド専用のベアリング・・・・ぢゃなくて“腕”のついたベアリング。

“腕”の部分にはネジが切ってあって、ロッド(棒)をねじ込むことによって色々な物を連結して作動できるようになっています。つまり、腕付き関節。

ま、ただの関節なら「棒と穴」でもいいのですが(市販車はだいたいコレ)、それでは精度がイマイチだったり摩耗したりして動きが渋くなってしまうもの。

その関節にベアリングを使うことによって高い精度とスムーズな動き、さらに十分な強度を持たせたのがロッドエンドベアリング。

レースカーなどは関節という関節すべてにロッドエンドベアリングが使われていたりしますが、市販車にはあまり使われていませんね。ある意味、本当にホットロッド専用のベアリングかも?

さて、今回選んだのはM8の雌ネジが切られた極小サイズ。キャブレターのリンケージなどによく使われる親指サイズのものです。


問題は、これにどうやってケーブルを(脱着可能な方法で)固定するか?


で、考えたのが、市販のケーブル固定用金具「サーキュラースリーブ」

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円柱の中心に開けられた穴にケーブルを通し、両側からイモネジを締め込んでケーブルを挟み込む、というヤツ。

タバコのフィルターぐらいの極小サイズながら非常に強力(2個ならさらに完璧)。
実はF号のクラッチケーブルでもレリーズフォーク側にはコレを使っているのですが、今までコレでトラブルを起こしたことは1度もありません。

とはいえ、市販のサーキュラースリーブはただの円柱なのでロッドエンドベアリングに取り付けることができません。

そこで、M8サイズのボルトを改造してネジ式サーキュラースリーブを自作しよう!

と考えたのですが・・・。

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まず、直径5ミリほどのボルトの長手方向に直径3.5ミリ、深さ5センチほどの穴をまっすぐに掘ります。この穴がケーブルを通す穴。

むずかしそうですが、これは意外に簡単♪

木片にボルトの通る穴をボール盤で垂直に開け、その穴にボルトを刺せば簡単にまっすぐで深い穴を掘ることができます。

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次にボルトを水平に倒し、今度は側面に穴を開けます。穴は4つ。
この穴にタップを立ててネジを切り、左右4対のイモネジでケーブルをがっちり挟み込む、という予定・・・(?)

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で、タップを立ててネジを切る!

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あ、タップが折れちゃった・・・・・・・・・・・・・・・(・_・;)

タップが折れてしまうと穴の中に残ったタップを取り出す方法がないので部品もオシャカです・・・・・・(撃沈!)



気を取り直して・・・・・・・




まず、直径5ミリほどのボルトの長手方向に直径3.5ミリ、深さ5センチほどの穴をまっすぐに掘ります。この穴がケーブルを通す穴。

むずかしそうですが、これは意外に簡単♪

木片にボルトの通る穴をボール盤で垂直に開け、その穴にボルトを刺せば簡単にまっすぐで深い穴を掘ることができます。


次にボルトを水平に倒し、今度は側面に穴を開けます。穴は4つ。この穴にタップを立ててネジを切り、左右4対のイモネジでケーブルをがっちり挟み込む、という予定・・・(?)


で、タップを立ててネジを切る!

あ、タップが折れちゃった・・・・・・・・・・・・・・・(・_・;)

タップが折れてしまうと穴の中に残ったタップを取り出す方法がないので部品もオシャカです・・・・・・(撃沈!)




メゲずに気を取り直して・・・・・・・




まず、直径5ミリほどのボルトの長手方向に直径3.5ミリ、深さ4センチほどの穴をまっすぐに掘ります。この穴がケーブルを通す穴。

むずかしそうですが、これは意外に簡単♪

木片にボルトの通る穴をボール盤で垂直に開け、その穴にボルトを刺せば簡単にまっすぐで深い穴を掘ることができます。


次にボルトを水平に倒し、今度は側面に穴を開けます。穴は4つ。この穴にタップを立ててネジを切り、左右4対のイモネジでケーブルをがっちり挟み込む、という予定・・・(?)


で、タップを立ててネジを切る!

あ、タップが折れちゃった・・・・・・・・・・・・・・・(・_・;)

タップが折れてしまうと穴の中に残ったタップを取り出す方法がないので部品もオシャカです・・・・・・(撃沈!)


それでもくじけずに気を取り直して・・・・・・・・・


まず、直径5ミリほどのボルトの長手方向に直径3.5ミリ(バコッ!)・・・・




どうも失礼しました(汗;)



う〜む、何度トライしてもタップが折れてしまうな。。。。。。。。
しかも、折れる時はなんの手応えもなく、まるでポッキーみたいに「サクッ・・・・」
と、あっけなく折れてしまうので、力の加え方がまったくわかりません(-_-;)

こんなボルト1個に手こずるとは! まったく歯が立たないぢゃないか!(-_-;)
なんでやねんっ!!!!

ちなみに、ボルトは黒く見えますが、炭素鋼のような特殊な素材ではなく作業性を考慮してあえて選んで買ったナマ鉄の安物。

とはいえ、ボルトはボルト。いくらナマ鉄とはいっても極端にナマクラな材料は使ってはないんでしょうナ。

オマケにかしこい友だちから「ナマ鉄でも穴を開ける時の熱で“焼き”が入るよ」と・
・・・・・・・・・・・(え?)。

ボール盤でボルトに穴を開けると、かじり防止のために垂らしたオイルが沸騰して煙を噴くほど高温になりますが、それでは手で持てないのでプライヤーでつまんでバケツの水にジュッ! とやっていましたヨ、ワシは。

知らずにやっていた焼き入れ・・・・・・・・・・・・・(-_-;)



出来そこないの部品の山と折れたタップの山を眺めながら、しばし呆然

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家の前の天下の公道では「どうにかしなければ二度とその場から動かないF号」が半バラ状態でバカみたいにポカ〜ンとボンネットを開けて停まっています。どーすんだヨ!(-_-;)


オイラはなすすべもなくウマで上げたクルマの下に潜り込み、真夏の炎天下の木陰、ぢゃなくて、クルマ陰で小一時間ほど昼寝をしてしまいました(爆!)
うるせえンだヨ、セミ。。。。。。



で、目が覚めて閃いた!!


ボルトに溝を掘ってケーブルを埋め込み、その上から長いナットで締め付けよう!


溝の幅はケーブルの太さギリの3ミリ。深さは奥へいくにしたがって浅くなるようにテーパーをつけ、ケーブルがせり上がるように。で、その上からナットをグイグイと締め込んでいけば、奥へいくほどナットと溝の隙間が狭くなり、間に挟まれたケーブルがガッチリと固定される、という仕組み


よし、設計変更だ!!!!


とはいっても、M8のボルトの表面に高い精度で溝を掘る工作機械など
ウチにはありません。

で、ここは気合い一発! 
精神統一して呼吸を止めて、ジスクサンダーで一刀彫りだ、ギュイ〜〜ン!!!!

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というワケで、ようやく完成したVer.3がコレ

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コレをクラッチペダルに取り付けるワケであります。
取り付けてしまうと見えなくなってしまうのが惜しいほどスマートな出来栄え♪

ボルトを連結したロッドエンドベアリングの前後長を考慮して、手前側にクランク状に折れ曲がったブラケットも5ミリ厚の鉄板で新規に制作しましたよん。

それにしても、前回作ったVer.2は、こうして改めて見るとみすぼらしくて涙ぐましいブサイクなヤツだな・・・・・・(苦笑)


さて、さっそくF号に取り付けて走ってみると、とりあえずイイかも(?)

どうもビミョオ〜な感想ですが、あまり脳天気に「バッチリだぜい!」とか豪語してまたすぐに切れたらカッコわるいので・・・・・・・(^_^;)

もちろん、ヘンな感触や違和感は一切なく、動きはウルトラスムーズ!
ペダルも以前よりずっと軽くなりました♪

ケーブル式のクラッチとしてはほぼ理想的な設計になっているはず、という確信はあるのですが、40回のブチ切れトラウマは簡単には消えないのです(苦笑)


さて、来週は久々のレース!
コレでどのぐらいタイムアップ・・・・・・・・には関係ないか?
(^_^;;;)


posted by フランケン at 02:07| お工作シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月15日

逆物欲

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5〜6年前にリサイクルショップで¥8700で買ったオイラの愛すべきポ
ンコツi-Mac。先日、突然プツン! と死んで起動しなくなってしまい
ました。

とうとうクタバっちまったか、このポンコツ・・・・・・・・・・

こんな時はすぐさまコンピューターに詳しい友だち、ヂュンさまに
「なんとかデータだけでも助けて!」コール(^_^;)

フ「かくかく、しかじか(^_^;;;)」
ヂ「ナルホド。じゃ、アレをああしてコレをこうして、
  それでもダメならハードディスクを持ってきて」



しばらくして・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



ふとMacの裏を見てみると、おや? 電源コードが!!(汗;)
で、おそるおそるコードをギュッと挿し直して起動してみると・・・


あらららら、やっべえヨ、生き返っちまったヨ(-_-;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;)


慌ててもいちどヂュンさまにTel。
「先程は大変お騒がせいたしました(汗;)」


クルマの修理はできてもパソコンの些細なトラブル(じゃねえだろ?)
にはいちいちビビリまくる中途半端にメカオンチなフラでございます、
オハヨゴザマス(^_^;)



そもそも、なぜこんなことになっちまったかというと、急に思い立って
大掃除を始めてしまったから。で、もともとぐちゃぐちゃだった部屋が
さらに超ぐちゃぐちゃになってしまって、そんでもって修羅場の中でコ
ードに足をひっかけた、というお粗末なハナシでございまして。。。




さて「物が欲しい」という衝動を「物欲」といいますが、逆に「物を捨
てしまいたい」という衝動をワテクシは「逆物欲」と呼んでおります。

で、最近、ワテクシはこの逆物欲がとても強い。


まあ、もともと「アレも欲しい、コレも欲しい」という物欲は希薄な人
間ですが“所有欲”は異常に強いかも?

滅多なことで「欲しい」などとは思わないのですが、いちど気に入って
手に入れた物はしつこくしつこくしつこくいつまでも持っている性分。
ちなみに、お気に入りの物はどれも中古品と旧い外国製品ばかり。
「個人消費を拡大する気などさらさらなく、日本の景気刺激に貢献する
気もさらさらない非国民」でございます。

むしろ「今持っている物を処分してしまいたい!」今日このごろ。

でも、なかなか物を捨てられない、というしみったれた根性。

そんな性格が災いして、部屋の中は物が溢れかえっていたのです。特に
自分では買った覚えのない雑誌の山(-_-;)


長年、雑誌関係の仕事をしていると、出版社から次々と雑誌が送られて
きて溜まってきます。自分の仕事の掲載誌は当然送られてくるのですが
自分とは関わりのない雑誌までサービス(?)で。

最初のうちは「ラッキー♪」と思っていたのですが、そのうちに本棚が
天井まで埋まり、床の上や机の上にいくつも「雑誌タワー」が出来あが
り、さらに部屋から溢れて階段まで「雑誌タワー」で埋め尽され、それ
がひとつ、ふたつ、と崩れ、最後には丈夫なスチール本棚まで雑誌の重
さで崩壊(!)し始めると、さすがに生活にも仕事にも支障が出てきま
す。

掃除機を持って入る隙間がないので掃除ができない(キタナイ!)、探し
てる物が見つからない(てか、捜せない)、足の踏み場がないので床の
物を踏みながら歩く、で、瓦礫の山の下で大切な物が人知れず埃まみれ
で踏み潰されてる(-_-;)。オマケに、尖ったな物を踏んだり上から物が
落ちてきてケガをすることも・・・・・・・・・

で、数日前。ついに机の上にそびえ立っていた「雑誌タワー」のひとつ
が崩落して隣に立てていた大事なギターを直撃し、ギターはさらに「CD
タワー」を巻き添えにして倒壊! 

床に散らばる雑誌の上に散らばるCDのケースから転がり出て散らばるム
キ出しのCDの山の上に倒れ込む大事なギターちゃんの上にバラバラと降
り注ぐ雑誌の雨あられ・・・・・


♪欲しい物なんてないよ〜、捨てられない物ばかりあるぅ〜 (Simply
White)


転がり出たCDは最近よく聴いているYUIでした(爆)




この瞬間にカチッ、と入ってしまった「逆物欲」のスイッチ。

まず、自主的に3つ、と決めている本棚(これをオーバーすると床が傾き
ます)に入り切らない雑誌(クルマとオートバイの雑誌ばかり)はすべ
て処分。廊下に積み上げてみたら3メートルになりました(-_-;)

雑誌がなくなると、その下からずっと探していたお気に入りのウインド
ブレーカーが。やあ、久しぶり♪

その他、黄ばんでしまって着なくなった大量のTシャツとか、たぶん一生
作らないプラモデルとか、工作に使えるかもしれないけどたぶん使わな
い金属片とか機械部品とかを部屋から放り出して、ようやく部屋の中に
掃除機を入れることができるように。わあ、スゲエ埃!(-_-;)

で、今度は徹底的に大掃除! ありとあらゆる物に掃除機かけて、雑巾
で拭きまくります。

今回は特に、今まで「見なかったフリ(汗)」をしていた換気扇(ヘビ
ースモーカーのエアブラシアーティストには必需品)と、恐怖のエアコ
ン(20年もの!)にも着手! エアコンは分解し、掃除機のノズルの先
にブラシをガムテープで縛り付けて中までゴシゴシ! カバーは外に持
ち出してマジックリンでジャブジャブ! ひゃあ! 中はヘドロみたい
なものがビッシリこびり付いてる!(>_<;)。

で、すっかりきれいになったエアコンにスイッチを入れてみると、あ、
動いた♪ そう、今までこのエアコンは「動かなくなっていた」のです
(爆)。これで今年の夏は快適に過ごせるぜ(^_^)


こうして部屋から追い出した物は、40リットルのゴミ袋3つの可燃ゴミ、
40リットルのゴミ袋1つの不燃ゴミ。そして、大きな紙袋1つのオモチャ
と3メートルの雑誌。 

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雑誌とオモチャは、クルマとオートバイ雑誌/書籍専門の古本屋さん
「ロンバルディ」のFさんに引き取りに来てもらいました。電話をすると
サビサビの1969年型スズキ・キャリイという、か〜なり素敵な(♪)
チビッコブーブーで引き取りに来てくれるよん(^_^)

Fさんは以前、クルマとオートバイ雑誌/書籍専門の本屋さん「リンドバ
ーグ」の店員だった時によく顔を会わせていたのですが、こないだのス
トリートカーナショナルズで久しぶりに再会。ワテクシがお手伝いをし
ていた「ホットワイヤー」のブースの隣にブースを出していたのが「ロ
ンバルディ」だったのです。ちなみに、Fさんと愛車のスズキ・キャリイ
は今売ってるOld Timer誌に巻頭カラーで詳しく紹介されてるよ。

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この人もきっとオイラと同じ「所有欲の人」にちがいないナ(笑)

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2009年06月02日

湘南ぶらぶら

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先週の月曜日、ぶらりと湘南へ。

仕事で「'80年代のニオイの残る湘南の風景」が必要になったので
写真を撮るために。

辻堂から海に出て、海沿いに江ノ島、七里が浜、鵠沼、鎌倉辺りを
被写体を物色しながらぶらぶらと、ゆ〜っくり行ったり来たり。

あちこちで立ち止まり、Uターンしたり、路地裏に入ってみたり。

こういう時の相棒はクルマではダメで、小さめのバイクに限ります。
というワケで、カブ号で出撃!

別に遊びに行ったワケではないのですが、
束の間のプチツーリングを楽しんできちゃいました(^_^)

今年の2月に中古(新車は一般に販売されてないので当たり前ですが)
で買ったホンダMD90、通称「郵政カブ」。

見かけはポンコツの昭和63年式でございます。

長い間乗られていなかった様子であちこち傷んでいる状態でしたが
「自分で整備するから現状でいいよ」と、格安でGET!

で、ウチに連れて帰ってキャブレターをチャチャッとO/Hして
バッテリーをチャージしたらキック一発で始動! 

お、調子いいじゃん♪

じゃ、オイル交換でも、と思ってドレンを外したら
オイルは一滴も出てきませんでした(・_・;)

恐るべし、スーパーカブ。。。。。。。。。。。。。。(-_-;)


その他、ゴムが劣化してバリバリにひび割れていたタイヤを
ヤフオクでゲットしたタイ製の激安タイヤに交換したり、
びろんびろんに伸びていたフロントブレーキ・ケーブルを交換して
とりあえず路上復帰♪

最初は40km/hしかスピードが出なくてトホホだったけど(>_<;)
キャブレターを調整して(ストライクゾーン、メチャメチャ狭いです)
点火時期を少し進めて(CDI点火ですがウラ技を使えば調整できる)
ついでに、F号に入れて余っていたマイクロロンもブチ込んで
どうにか平地で60km/hチョイぐらいは出せるようになりました。


というワケで、最近は近所に出かける時は5000ccのF号に代わって
もっぱら90ccのカブ号が活躍!

気軽だし、燃費は笑っちゃうほどいいし、なによりも、忘れかけていた
「オートバイに乗る楽しさ」ってヤツを久しぶりに満喫してます(^_^)

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さて、バイクで湘南まで来るのは久しぶりですね。

'80年代には250ccのバイクで湘南に通い詰めていました。
学生でヒマだったし、クルマなんか持ってなかったし。
1人の時もあれば2人の時も・・・・・・・・・・(うへへへへ)

あのころは何をする訳でもなく、ただ防波堤に腰掛けて
波間に漂うサーファーを眺めたりしておりました、
片岡義男にかぶれて・・・・・・・・(爆!)



90ccのカブ号にとってウチ(東京の町田市)からから湘南までは、
けっこうな長距離。ちょっとした冒険ツーリングです(汗;)

まあ、壊しても壊れないほどタフなスーパーカブの
しかもヘビーデューティ仕様の郵政カブですから、
F号みたいに「途中でトラブる」という心配はないのですが、
いかんせん、たったの90cc。。。。。。。。
国道1号や16号なんかの殺人的な交通の流れに乗れるのか?
 
というのは取り越し苦労で、歯を食いしばって全開で走れば
なんとかダイジョーブ?(汗)

大してスピードは出ないけど渋滞の影響を受けないバイクは
(結果的に)クルマよりも速いです。

というワケで2時間ぐらいであっけなく湘南に到着♪

全身がむき出しのバイクだと空気の匂いで海に近付くのが判って
走っていてワクワクします(^_^)

 



東京と違ってあんまり変わってないですね、この辺の風景は。
変わったのは、駐車場がみんな有料になったぐらい
(昔はどこもタダだった)。
げ、トイレまで有料だ! セコっ(^_^;)

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必要な写真を十分に撮り終えて、せっかくだから江ノ島や江ノ電をバックに観光気分
で記念撮影なんかもしてみたり(苦笑)

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では日が傾いたので、再び都会へ「歯を食いしばって全開!」で戻ります。


posted by フランケン at 09:35| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月09日

タイヤもげる寸前だった!(-_-;;;;)

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1964年にメリケンで生まれ、以来、車検制度のない国で(おそらく)ろくなメンテナンスも受けないままコキ使われてきたであろう、オイラと出会う前のF号。
1997年にカリフォルニアの片隅で見つけた時は、もはや「自動車の成れの果て」の風情でありました。

それから1年。

アメリカで超テキトーな整備(>_<;)を受けて1998年に日本にやってきたF号は、日本の(ある意味)厳しい車検をどうやってくぐり抜けたのか不思議なほど相変わらずのポンコツ(日本の車検も超ぉ〜テキトーだな^_^;)。

その後の3年間は自動車本来の「移動手段」という役目をまったく果たすことができず「壊れて止まった場所がその日行けた場所」「止まった場所で意地でも修理しなければ帰れない」という、スリリングでエキサイティングな日々(-_-;)。
最終的には自動車1台を構成するメカニカルパーツのほぼすべてを全取っ替えして、ようやく「行きたい所へ行けるクルマ」になったのでした。


なんてことが昨日のことのように思い出される、今日このごろ。
でも、あれからもう10年ぐらい経っちゃったんだよねえ。
そりゃ、眼鏡をかけないと新聞の字も読めなくなるワケだ(ほっとけや・・・・・・・・-_-;)。

さて、一般的に「旧いクルマは乗らずに置きっぱなしにしておくと傷む」などと申しますが「過ぎたるは及ばざるがごとし」てなことも。

ホンキで毎日の自家用車として都内の雑踏でコキ使っているF号は、まるで蒸気機関車を朝の山手線の軌道で無理矢理走らせているような状態。
コレでドラッグレースに出るなんざ、ほとんど新幹線の軌道を走らせているに等しいような暴挙(?)。
まあ、普通の国産の新車だって10年乗る人はなかなかいないというのに「再生太古車」を10年以上もコキ使っていれば、“致命的な(!)トラブル”のひとつやふたつも起きる、ってもんです(え?)


で、前置きが長くなりましたが、ハナシは1カ月前に遡ります。


小雨降る第3京浜保土ヶ谷料金所を出て横浜新道へ向かう緩い右コーナーを慎重に抜けようとしていた時のこと。
突然、F号はなんの前触れもなくグターッと腰が砕けたように姿勢が崩れてハーフスピン状態に!!
「やる気」の時のドリフトは楽しいものですが、心構えのできていない時のカニ走りは心臓が止まりそうになります(滝汗;)。
幸い、かろうじてどこにもぶつけずに立て直し、その後はゆ〜っくりと家まで帰ったのでありました。。。。。。。。。。

でも、おかしいな。

その時のスピードは十分に慎重なスピード。
いくら路面が濡れていてもあんなに腰が砕けたみたいに唐突にとっ散らかるはずはないんだけど (-_-;)

で、翌日。

「クルマがなんかヘンだ(-_-;)」と思ったワタクシはさっそくF号のフロントをジャッキアップしてタイヤを揺すってみました。
ちょっと思い当たるフシがあったのです。
すると、タイヤが左右ともグラグラ! 
サスペンションをよお〜く観察すると、ぜんぶで8箇所あるボールジョイントと6箇所あるブッシング(つまり前足の関節、ね)のすべてがガッタガタです!! 
特に、右のアッパーアームのブッシングは今にもモゲてしまいそうなほど(>_<;)。ウ〜ン、これでもかなりマメにメンテナンスしてたんですけどねえ・・・・・・。

そういえば最近、ギャップを乗り越えた後に揺れが収まらなくなったりブレーキをかけるとイヤなバイブレーションが出たりしていたので「そのうちチェックしなくちゃな〜」なんて思っていたのですが、まさか新品に換えた部品が10年でここまでボロボロになっているとは!!(10経ってりゃもう新品じゃない、ってば・・・・・・・(-_-;)

これでも去年の年末の車検は一応パスしたのですが、その時は「右にもミラーを付けろ」とか「ロールバーにパッドを巻け」とか、つまらないことを言う割にガタガタのサスペンションはノーチェック。
まるで田舎の中学校の服装検査みたいな、ニッポン国土交通省の車検(-_-;)


というワケで、愛用のDickiesのツナギ(超キタナイ♪)を着込んで久しぶりの重整備(路上で、ね-_-;)チャンチャカ、チャンチャカ♪


今回、パーツはCalifornia Mustangから調達。
http://www.calmuscleparts.com/store/policies.aspx

買ったのは、いわゆる「フロントエンド・リビルトキット」というヤツ。
サスペンションのオーバーホールで必要になりそうなパーツがひととおり含まれているお買得セットです。
内容は、左右アッパー&ロワアーム(ボールジョイント、ブッシング込み)と、左右タイロッド。
今回は必要ない左右スプリングサドルとアイドラーアームも含まれていますがこれもいずれ出番が来るでしょう。

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ところで、アメリカではどんなに旧いクルマでも(T型フォードでも!)走行に必要な補修パーツが今でも普通に売っている、というのが当たり前。値段も(色気を出してグレードアップしよう、などと思わなければ)とってもリーズナブル♪ 
それでみんな新車を買わずに旧いクルマを直して使い続けるからビッグ3が傾いたのか?(苦笑)。
ま、新しい「エコな商品」をジャブジャブ作って、まだ使える物をポイポイ捨てるよりも、旧い物を修理しながらしぶとく使い続ける方がずっと“下心のない”エコだと思うのですが(苦笑)。 

さて、アメリカ車の中でも世界的、普遍的人気モデルのひとつがマスタング。
というワケで、特にマスタング用のパーツは選ぶのが困るほどたくさんの専門ショップから販売されているのですが、実はファルコンはほとんどの部品が“美人の妹”マスタングと共通、というのが強み♪ つまりファルコンのパーツが欲しければ、よりどりみどりのマスタング用パーツの中から選べばいいのです、品質はピンキリですが。

10年前にアメリカの某マスタング専門店から調達して交換したパーツは「ボールジョイントの動きが異常に渋い」「サイズが合わなくて加工しなければ付かない」など、最初からあまり品質がよくなかったのですが(これが10年でダメになった原因か?)
今回California Mustangから届いたパーツの第一印象はなかなか好感触♪ とはいえ、一応チェック。

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若干の不具合を補修し、各部をグリスアップしてみましたが(新品だからグリスは入っている、とは限らないのがアメリカ製品の怖いところ)グリスは十分に入っていて合格。
こういうところにCalifornia Mustangの「良心」を感じてひと安心♪ これで約5万円は、国産車だったらヘタすりゃアーム1本しか買えないオネダンですぜ♪


では、作業開始! 場所は“いつもの”ウチの前の路上(^_^;)

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ここは行き止まりになっていて、通るのは顔見知りの住人だけ。
通りかかる御近所の人と挨拶を交わし、散歩中のワンコに顔をペロペロなめられながら(犬と猫にはやたら愛されるワシ-_-;)どんどんクルマをバラしていきます。

フロントサスペンションをほぼ全バラにしてしまうので、アマチュアの日曜整備としてはけっこうな重整備かも。
特にややこししいところはないのですが、手間と時間がかかるので手順を考えないと日が暮れてしまいます(路上なので1日のタイムリミッ
トは日没まで)。

それから、考えておかないといけないのがホイールアライメント。

ホイールアライメントというのはキャンバー(前から見た時のタイヤの傾き)、キャスター(ステアリングを切った時のタイヤの回転軸の傾き)、トー角(上から見た時のタイヤの向き)。

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この調整が狂ってしまうとまともに走れないクルマになってしまうのでできるだけ元の状態からかけ離れてしまわないようにバラす前の状態を測定しながら作業を進めます。
とはいえ、違う店から買ったパーツの品質やサイズが同じとは限らず、しかも旧いパーツはすでにボロボロ。
「元の状態」もあまりアテにはならないので、あくまでも目安です。
最終的にはちゃんと測定できる設備の整った専門ショップでミリ単位、
1度単位でキッチリ調整する必要があるのですがそれはウチではできないので、あくまでも「ショップまで走って行けるレベル」を目指します。

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使う工具はほとんど基本的なハンドツールだけ。
特殊工具はボールジョイントを外すタイロッドエンドプーラーぐらい。

それから、F号専用にパンタジャッキを改造して自作したスプリングコンプレッサーが大活躍!
 
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市販のスプリングコンプレッサーが非常に使いづらい構造のF号のサスペンションですが、さすがに専用設計♪ 鼻血が、ぢゃなくて、鼻歌が出るほど使い勝手がよろしいです(^_^)。

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今回は珍しく「サイズが違う」とか「加工しなければ付かない」などの
アメリカ製品にありがちなオタンコなハプニングもなく、脱着作業は片側でサクッと約6時間。
左右を2日に分けて、2日目の夕方に滞りなく無事作業終了♪

最後に恒例「摘出された患部の病理解剖」。。。。。 

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が、これで終わりというワケにはいかないのがサスペンションの全バラし。
出来上がった姿は、ひと目見ただけで判るほどのキョーレツな鬼キャン・・・・・・・・(-_-;)

ま、ただ脱着しただけではこんなもんです(^_^;)。

で、どこをどう調整すればいいのか確かめるためにちょっと試運転してみます(怖;)

ひゃあ〜怖い怖い! 
ぜんぜんまっすぐ走らない!! 
と思いつつ、ステアリングにしがみつきながら頭ン中で調整の方法を検討。
直進してるのにステアリングが左に傾いたままクルマが右へ行きたがる、ということは、右のタイヤが外を向いちゃってるのかな? 
みたいな。

で、翌日は“可能な限り”アライメント調整。
とはいっても、使えるのは「勘と経験と自分の五感」だけ。
測定できる設備の整ったショップまで走って行けるようにするのが目標です。

まず、鬼キャンをまっすぐに。
手持ちのキャンバー/キャスター調整用のシムを使い果たしてしまい急遽追加して作りましたが、とりあえず正面から見て前輪と後輪のシルエットがピッタリ重なるように調整。
昨日の試運転で外を向いちゃってるっぽいことが判った右タイヤは少し内側に向けて調整(勘でターンバックル1回転半回してみます)。
キャスターについてはウチではまったく測定する手段がないのですが、一応ドラッグレース用に“気持ち強め”になっているはず(?)です。
これで、少し離れた所から見た時の姿勢がシャキッ! となりました(コレ、意外に大事)。

では再び試運転。

お、こりゃあいい♪ 
しばらく運転していても違和感はほとんどないし、ステアリングもまっすぐ! 
もちろん、以前のガタガタ、ユラユラ感が完全に消え失せて、鼻歌
交じりでドライブできるほど♪ 
路上でサスペンションを交換し、勘と経験と自分の五感だけでアライメントを調整した割には、上出来じゃないでしょうか♪

この後、ショップでホイールアライメントをキッチリ調整するために東名高速を平塚までブッ飛ばして行ったのですが、結果は????


なんと、わずか1センチだけトーアウトになっていただけ!

当てずっぽうで調整したキャンバーは左がマイナス1度、右がマイナス1.3度という精度の高さ!!!(まぐれ)

もちろん、1センチのトーアウトもきっちりゼロに調整し、帰りは鼻歌交じりで東名高速を走って帰ってきましたよん♪

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posted by フランケン at 11:35| お工作シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月06日

ヘッドライトはエアブラシ

2009.4.6.1

ドラッグレーサーはね、

ヘッドライトをエアブラシで描くとね、速くなるんだヨ。

ウソだよ♪

旧くからのドラッグレース・ファンにはお馴染み、チューニングショップ「ライジング」の看板マシンRising Sunny。

http://www.rising-web.jp/08machines/08machines_frame.html
↑動画サイコー♪♪

もうずいぶん前にワテクシは“ライター”として彼らのことを雑誌で紹介したことがありますが、今回はペンを(パソコンを?)エアブラシに持ち替えて“ペインター”としてダミーヘッドライトを描いたのでございます。

2009.4.6.2

100円ショップの餅焼き網でザクッとマスキング。
あとはフリーハンド。遠くから見た時のインパクトがポイント。
リムの裏には淡いブルーのアクリル板をセット。
カラーコンタクトみたい。

長年真っ白なボディで知られていたRising Sunnyは今シーズンから新たなスポンサーに併せてボディカラーをチェンジ。それに伴って、以前使っていた樹脂製のGXグリルを初期型のステンレスグリル(貴重!)で“クラシックな顔”にイメチェンすることに。

で、以前はただフタをしていただけのヘッドライトの部分もダミーヘッドライトをエアブラシで描いてカッコよく!

「速ければカッコは二の次」というのはドラッグレースではNG。
「速く、カッコよく」というのが「ドラッグレースの流儀」というもの。

ありもしないヘッドライトをエアブラシで描く、というのもドラッグレースでは昔から行われている伝統的な流儀なのです。

2009.4.6.3

取り付け。バンパーも以前のグラスファイバー製からオリジナルのスチール製にチェンジ。
少し重くなるけど、こっちのほうが断然Cool!

ボディの大部分はグラスファイバー製、エンジンフードは
カーボンファイバー製で、メチャメチャ軽いです。


エンジンは2000ccターボで700馬力!!!!

5000ccのF号の3倍・・・・・・・(-_-;)


以前、雑誌でヤツらのことを書いた時、ワテクシは「ロックグループみたいなレーシングチーム」という表現で紹介した覚えがありますが、あれから10年。

相変わらずCoolなヤツらだよ♪♪(^_^)

posted by フランケン at 18:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月22日

Rodder & Biker's Cafe in ODAIBA.

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泰平の 眠りを醒ます蒸気船 たった四杯で 夜も眠れず


てな戯れ唄も、今は昔の物語・・・・・・・・・・・

江戸末期、ペリー来航に備えて徳川幕府が東京湾に向けて設置した品川砲台があったことから「砲台場」が転じて「お台場」と呼ばれるようになり、今では東京の観光スポットとして全国的に知られるようになった港区お台場。

正式な地名に「お」がついているという、全国的にも珍しくヤケにていねいな街でございます、お台場様。

そのお台場の一角のカフェに、ワテクシの作品の常設展示スペースができました。

2009.3.22.2.jpg

壁にボンドで直に貼り付けちゃったから、完璧な常設! でございます。

店の名はPuppy's Dining。
http://www.puppytheworld.com/

場所は「デックス東京ビーチ」の、お台場海浜公園側の1F全面。
http://www.odaiba-decks.com/?mode=information

↑コチラのインフォメーションどおり、通り一遍の説明をすれば「ペット同伴OK。

おいしい料理とスイーツが自慢の、海に面した開放的なオープン・カフェ」ということになるのでしょうが、実はそれだけじゃぁないんだぜ、ここは♪


一歩店内に入れば至る所にアンティークなホットロッドのパーツ、ミニチュア、雑誌、ポスター、そして、もちろんIGNITEマガジン!

さらに、壁の大型モニターではドラッグレースのDVDがエンドレスで垂れ流されている、というホットでロッドな店であります! ガソリン臭くはないけれど。。。。。。

というのも、コチラのプロデューサーJクン自身がシボレー・カマロをブイブイいわせている筋金入りのCar Guyだから♪


知り合ってみれば、かつて裏原や駒沢通り辺りでトンガッていた共通の友だちも多い、いわば「同じ穴のムジナ」じゃないですか!

というワケで意気投合し、店内の壁をワシの作品で埋め尽してさらに“店内ホットロッ度”を上げてしまおう、ということになったワケです(^_^;)

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1950年代から60年代のイギリスで、激しく改造したオートバイやクルマでイリーガルなストリートレースに興じていた不良少年“カフェ・レーサー”たち。そして、彼らの溜まり場となっていた伝説のカフェ“Ace Cafe”。

或いは1970年代から80年代、カリフォルニアの走り屋のメッカ、マルホランド・ドライブにあった“Rock Store”。

ここがそんな場所になったらちょっと楽しいナ♪ と思いつつ、それじゃ一般客がビビッて近寄れなくなってしまいますね(汗;)

駐車場も完備されてますから、みなさんの下品でイカした改造車♪ はお行儀よく停めてくださいね(^_^;)

“血中ホットロッ度”が上がってしまったら首都高湾岸線の入り口もすぐ近くだよん♪

なお、展示作品はすべて購入可能でございます。
ポストカードは¥100でセルフサービス持ってけドロボー状態だ!


posted by フランケン at 12:18| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月09日

「遅すぎた春」の、お工作

もう3月だというのに、関東地方はこのところ毎日冷たい雨模様(-_-;)

F号は、こんな日の朝イチの始動が苦手です。
アイシングを起こしてしまうから。。。。。。


アイシングというのは 、空気とガソリンがキャブレターの中で気化される時に
気化熱が奪われることによって空気に含まれる水分がキャブレターの中で
凍ってしまうこと。この時、キャブレターの中の温度は外気温より5℃ぐらい
下がってしまうので、外気温が5℃以下で、さらに雨や雪が降ってるような日は
ヤバイです。 氷でベンチュリーが塞がってアイドリングしなくなってしまい、
絶不調になってしまうのです(-_-;)

「アイシングが起きるのはエンジンの調子がいい証拠」などと言いますが
F号は特にアイシングがひどく、気温が低くて湿度が高い日は百発百中(>_<;)
これではあまりにも不便なので、どうにかしたいところなのですが・・・・・。


で、ちょっとその前に。。。。。。。。。。


オイラは2007年の夏に、市販の魔法瓶を改造してこんな物を作っていました↓

391.jpg

で、これをアレンジして冬の間は「燃料クーラー」が 「燃料ヒーター」 として
使えるように改造したのが、コチラ↓

392.jpg

で、「クーラー」の方は実際にドラッグレースで使って効果絶大だったのですが、
「ヒーター」の方は、どうもワタクシ的には「自分のお工作のレベル」に
納得できず。。。。

まず、夏と冬で仕様を変える、というのがメンドクサイ(-_-;)

さらに、暖めなければいけないのはキャブレターなのに、
燃料を暖めて“間接的に”キャブレターを暖める、
という効率の悪い設計も、はっきりいってダサいです(-_-;)

第一「ガソリンを電熱器で暖める」というのはデンジャラス!!!

で「なんかもっと合理的でスマートで安全な方法はないもんかな〜」
と思っていたら、ありました!

こないだ買ったポストマン・パット号(郵政カブのことだヨ)です!


ポストマン・パット号には標準で「電気式キャブレターヒーター」が
付いています。これは、寒い日でも雪の日でもアイシングを起こさずに
一発始動できなければいけない、という「業務用車両ならでは」の装備
(普通のスーパーカブには付いていません)。

でも、オイラは郵便配達をする訳ではないし、わざわざ寒い日、雨の日、
雪の日にポストマン・パット号に乗るつもりはないので
(そういう日のためにF号には屋根も窓もワイパーもあるのです)
このキャブレターヒーターをいただいちゃうことにします♪

393.jpg

では、ヒーターをポストマン・パット号からF号に移植。


取り外したヒーターは4センチほどの大きさの、ボルトみたいな形。
ネジ山は径が10ミリ、ピッチが1.25という、やや特殊なネジです。
さて、これをどうやってF号のキャブレターに付けるか・・・・・・?

で、F号のキャブレターを観察してみると、お、ちょうどいい穴があった! 
プライマリー側とセカンダリー側に1箇所ずつ、負圧をとるための穴が
あります。

これは、ブレーキブースターなどの負圧で作動させる装置を取り付けるための
穴ですが、F号にはな〜んにも付いてないので穴にはフタがしてあるだけ。

これは使えそう♪

では、まずプライマリー側。
う〜ん、ホースを取り付けるためのニップルがジャマだな・・・・(-_-;)
ニップルを切り落としてタップを立てればイケそうだけど・・・・・

じゃ、セカンダリー側。
お、こちらは14ミリのボルトでフタがしてある。これは簡単にイケそう♪

というワケで、ヒーターはセカンダリー側に取り付けることにします。

で、どうやって取り付けるか、というと、こういうこともあろうか、と(?)
オイラはこんなものを持ってました(^_^)

内側に10ミリのメスネジが切ってある14ミリの穴開きボルト!!


ワテクシ、要らなくなったクルマやバイクの部品は捨てる前にすべてバラし、
ボルトやナットを集めております。次のお工作でイロイロ使えるからね♪
特にこういう特殊なボルトはホームセンターなどでは手に入らない貴重なお宝。
大切にとってありました♪


さてこの穴開きボルト、外ネジはキャブレターの穴にドンピシャリだったのですが
内ネジは、径は10ミリながらピッチは1.5(これが普通)。
このままではピッチ1.25のヒーターを取り付けることができないので
タップを立てて1.25ピッチのネジを切り直します。
で、あとはねじ込むだけ。

これでヒーター本体の取り付けは完了〜!

これならヒーターが直接ガソリンに触れないので安全。
しかもキャブレターボディにヒーターを直接ねじ込んであるので
キャブレターボディだけを効率よく暖めることができそうです♪


次は配線。


F号もポストマン・パット号も同じ12ボルト電装なので
特に改造の必要もなく、リレーを介してサクッと配線♪

というのはウソです。。。。。。。(汗)

プラスとマイナスを間違えてることに気付かず
何回もヒューズを飛ばしました(爆)

気をとり直して・・・・・・・・・

ポストマン・パット号には外気を関知してヒーターをON/OFFさせる
サーモセンサーが付いていますが、F号はこれを使いません。
外気温が下がると自動的に通電する、というセンサーらしいのですが
仕組みがよくわからないので・・・・・・・(^_^;)

で、代わりにデジタル温度計のセンサーを取り付けて、運転席で
温度を確認しながら手動スイッチでON/OFFできるようにします。

394.jpg

万が一スイッチを切り忘れて温度が上がりすぎるとヤバイので
安全のためにスイッチには「ミサイルカバー」(と、呼んでいる)
を取り付けておきます。これは、カバーを開けなければ絶対に
スイッチをONにできない、という安全装置。

ルックスもミサイルの発射装置みたいで、ちょっとカッコイイかも♪

395.jpg

さて、今日も東京地方は曇り空。でも、先週みたいに寒くないナ(-_-;)


せっかくかっこいいミサイル発射装置、ぢゃなくて、アイシング防止装置
が完成したというのに、もう出番はないのか??????????
posted by フランケン at 22:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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